やよいブログ

小泉やよい ● Vocal & Guitar / Songwriter / ボサノヴァ弾き語り

ストック栽培記録: 播種~発芽~本葉展開

冬の花壇に黄色い花を植えたくなって、ストック キスミー イエローを種から育ててみることにしました。

前回書いたビオラもそうなんですが、秋に種を播いてから3ヵ月程度で花が咲くような植物は、本当に成長が速いです。

特にストックは、発芽から何から、あっという間にぐんぐん育ってます。

それに比べると、来年の春に花が咲く植物はすごくのんびり~。

発芽はまだかな?と、種まきしてから変化が見えないポットを見つめていると、「来年まで時間があるんだから、まぁゆっくりいこうや」「私、涼しいのが好きなの」とか言っている種の声が聞こえてきそうです。

いろいろ育ててみると、各植物のペースの違いを知ることができて、面白いですね。

 

さて、ストックの栽培記録です。

種はこんな感じ。ビオラよりちょっと大きくて、播きやすかったです。

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播き方はビオラと同じ。

プラグトレイに赤玉土小粒を入れて、水で湿らせてから種を播いて、バーミキュライトで表面を軽く覆って、最後に霧吹きでシュッと水をかける。

発芽するまでは鉢皿に水をためて底面給水しました。

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今回は1穴に4~5粒ずつ播きました。(播種日 9/7)

ストックには八重の花をつける個体と一重の花をつける個体があるんですけど、全ての種のうち八重と一重が半分ずつ出るようになっているので、後で八重を残すために間引くことを考えて、ちょっと多めに播いています。

プラグトレイの残りが少なかったというのもあるんですけど(^-^;

 

種まきして3日目には幼根を確認できて、底面給水をストップ。

ビオラでの反省を生かして、早めにカーテン越しの光にあてはじめました。

播種4日目。一斉に芽が出はじめました。

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播種6日目。あっという間にニョキニョキです。

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初期成長が遅い個体は一重である可能性が高いので、芽が混みあうのを防ぐために、この時点で少し間引きました。

発芽についてはほとんど全て、9割くらい発芽してくれたような印象です。

 

播種8日目。

ちょっと徒長が気になってきたので、本当はもう少し成長してからの方が良いのかもしれないのですが、八重鑑別してしまうことにしました。

八重の個体は、子葉に切れ込みがあるんですって。それと、一重の個体よりも色が薄い (黄緑色) とか...。

これかな~?と、ちょっと半信半疑になりながらも、周りと比較してそれっぽいものを残しました。

1穴1個体になるようにして、ちょっと深く埋めなおし。

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なんとなく、ちょこっと切れ込みがあるの分かります?

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多分、これが八重だと思うのですけれど、真実は咲いてみないと分からないという...ドキドキです。

一重も可愛らしいから全然構わないんですけどね。

 

播種11日目。本葉が出てきました。

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この頃から薄めた液体肥料を7~10日おきに与えはじめました。

 

播種17日目。本葉が成長してます。

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そして現在。3枚目の本葉が顔を出してきたところです。

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もう少し成長したらポット上げをします。

 

こんな感じでどんどん大きくなってくれるので、種まき初心者の私にも、育てる楽しさをすぐに感じさせてくれるストックさんでした。

ビオラ栽培記録: 播種~発芽~本葉展開

栽培記録をはじめます🌱

まずはビオラから。

爽やかな薄い水色に一目惚れして、ビビ ヘブンリーブルーを種から育てています。

種はこんな感じでした。小さい~。

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ピンセットを使って種まきします。

先端が尖っているピンセットが、学生の時からお気に入り。(一応、植物生理学を専攻してました。でも園芸は初心者です。)

細かいものが掴みやすいのですよ。ビオラの種でも大丈夫。

ホームセンターで見つけて新調しました♪

 

栽培にはプラグトレイを使っています。

用土は、赤玉土小粒を単用で。

1穴に2~3粒ずつ種を播いて、バーミキュライトで表面を軽く覆いました。(播種日 9/3)

まだ暑い時期だったので、水で湿らせた新聞紙で覆ったりしながら、室内の涼しい場所で管理しました。

発芽するまでは鉢皿に水をためて底面給水。

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播種5日目。幼根が出ている種子を発見。

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とりあえず、底面給水はストップしたものの、日に当てるタイミングがよく分からなくて、うかうかしていたら次の日には芽が出て徒長してきてしまった...。

播種6日目。

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あぁ、ひょろひょろ...あわててカーテン越しの光に当てはじめました。

その後、様子をみて外に出したりしているうちに、他の種からもどんどん芽が出てきました。

 

播種11日目。プラグトレイの穴ごとに発芽にばらつきがあったので、1穴に複数発芽している芽を、1穴1個体になるように移植しました。

ついでに徒長が気になる芽も深く埋め直し。

まだ双葉の段階で根もひょろひょろしているので、割りばしを使って奥から掘り起こす感じで。

小さいから心配しましたが、無事に活着しました。

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日射しが強い時間帯には日陰に移動したりしながら様子見。

 

播種13日目。本葉が出てきました。
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用土に肥料分が入っていないので、この頃から7~10日おきに、薄い液体肥料を (ハイポネックスを2,000倍とか3,000倍とかに薄めて) 与えはじめました。

水やりは用土が乾いてから。まだ芽が小さいので底面吸水で。

できるだけ乾かし目に管理してます。

 

播種15日目。本葉が大きくなってきた。

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播種16日目。2枚目の本葉が出てきました。

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そして現在。すくすく育っております。

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秋は虫の動きも活発になるのか、葉に虫食いのような跡を見つけたので、気になる時には虫よけネットでトレイごと覆ったりしています。

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今回、発芽の時期があまり揃わなくて、今も遅れて発芽してくる芽があったりするのですが、それらも含めて全体としては7~8割は発芽してるかなと思います。(ちゃんと数えてないのであくまで印象として。)

苗の数が多くなりすぎると私には育てきれなそうで、適宜間引きながら、40個くらいになるように調整してます。

なので、これくらい発芽してくれれば十分ですね。

 

もう少し成長したら、次はポット上げです。 

sowing the seeds of ...

ひと雨ごとに涼しくなる9月です。

外に出ると、金木犀の香りがしてきます。

夏に一度切り戻したクレマチスアフロディーテ (インテグリフォリア系) の二番花が、いい感じに咲いてくれました。

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我が家では、庭の花壇の土づくりがようやくひと段落つきました。

雑草を取って、土を掘り返して天地返しして、石や根やコガネムシの幼虫を取り除き、腐葉土や堆肥などをふりかけてひたすら混ぜる混ぜる。

今回、宿根草を植えるために花壇のスペースを拡げたので、慣れない私にはこれだけでもなかなかの作業です。

足腰がバキバキになりました (^-^;

 

前回の記事にも書きましたが、今年からはじめた一年草の種まき。

要領を覚えてきたところでだんだん楽しくなってきて、あれもこれもと・・・結局こんなに増えてしまいました。

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ビオラ F1 ビビ ヘブンリーブルー
・オルレア ホワイトレース
・ストック キスミー イエロー
デルフィニウム F1 オーロラ ラベンダー
・カンパニュラ 涼姫
・マルヴァ モシャタ アルバ
アルメリア シューダメリア ジョイスティック ライラックシェード
・ネペタ ネルボーサ ピンクキャット (←つい宿根草にも手を出してしまった)

発芽させる方法は基本的には一緒みたいなんですけれど、それぞれ発芽のしやすさや育つのに適した環境に違いがあるので、本やインターネットで植物の個性を調べながら進めています。

特に発芽しにくい植物に関しては、皆さん、いろいろな工夫をされているんですよね (デルフィニウムとか)。

ポットに植えるより、直播きした方が育ちやすそうな植物もあるし (オルレア...)。

すぐに発芽する植物もあれば、待ち続けている植物もあり (ストックは発芽が早かった!)。

本当に多種多様ですね。

これから、植物ごとに栽培記録をまとめていこうと思います。

 

【おまけ】種まきつながりで、Tears For Fears『Sowing The Seeds Of Love』 貼っておきます♪


Tears For Fears - Sowing The Seeds Of Love

秋のダリアと庭の計画

茹だるような暑さを乗り越えて、9月に入り、だいぶ過ごしやすくなりました。

庭では、ダリアが開花。

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植えっぱなしで毎年育ってくれます。ありがたい💕

初夏の草むしりで間違えて若芽を切ってしまい心配したのも束の間、今年もとっても元気に成長しました。

 

これまでは、花屋さんで見つけて気に入った植物を行き当たりばったりで植え付けていましたが、庭の景色にまとまりが欲しいなぁと思いはじめ、植栽のデザインをあれこれ考え中です。

毎年育つ宿根草が好きなので、こちらの本を参考に。

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ふむふむ。まとめ役となる植物やカラーリーフをうまく配置すると良さそう。

一年を通しての植物の移り変わりを、長い目で想像することも必要なのですね。

秋は、来年の春夏に向けて株を充実させるためにも、植え付けの良いチャンス🌠

園芸店ではこの季節ならではの苗の予約販売もあったりして、カタログや宿根草図鑑と睨めっこしながら、植物を選んでいます。

成長した時の形と大きさ、色合い、各植物に適した光と水の環境、自分の好み、あと予算。

そういったことを含めると、おのずと候補が絞られてくるとはいえ、頭が混乱してきます・・・ガーデニングは奥が深い。

 

それと、夏の終わりは種まき適期なのだそうで、いくつかの植物 (一年草) を種から育ててみることにしました。

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まずはビオラ (F1 ビビ ヘブンリーブルー) から。

先月、NHK趣味の園芸で紹介されていた方法で種まきしました。

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芽吹いてくれるかな♪楽しみです。

このブログも栽培記録になりそうです🌱

レクタ・パメラ

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台風が去って、今年一番の暑さがやってきました。

我が家では、フラミュラ系のクレマチス、レクタ・パメラが咲きはじめました。

今年若い苗で植えたばかりだから、花をつけるかどうか?楽しみに毎日様子を観察していたのですが、暑い盛りに咲きはじめるんですね。

2cmくらいのほんのり小さな花は、爽やかな存在感です。

積極的に水やりをするようになってから、クレマチスが生き生きしてきました。

今日の暑さをなんとか乗り切って、この後も次々と咲いてくれますように。

夏の庭への旅

ガーデニング初心者の私にとって、毎年、夏の庭の管理をどうしたらよいのかが悩みの種です。

暑さで草花はお疲れ気味。その反面、雑草はとっても元気で、草むしりをしないといけないけど、人間も暑さで作業が捗らず、ついつい放置しがち...。

それと、花が少ないこの季節にはカラーリーフで植栽するのがいいみたいなのですが、何をどう組み合わせたらよいのか???センスがないと、うまくまとめるのが難しそうなんですよね。

 

まずは良いイメージを持つことが大切と思い、足をのばして、素敵な夏の庭に行ってきました。

今年からクレマチスを育てはじめたこともあり、いつか行ってみたいと思っていた、三島『クレマチスの丘』へ。

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広々としたクレマチスガーデン、素敵すぎて感動でした。ずっと身を置いていたい...。

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これだけの庭を維持するのに、どれだけの手間と労力がかけられているのだろうと思うと、気が遠くなります。

 

参考になりそうな植栽のアイディアも沢山ありました。

気になった組み合わせは写真に撮っておいて、我が家の庭にどう取り入れるかは追々考えていきましょう。

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クレマチスの二番花が咲きはじめていました。

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一輪挿しにするのも可愛い。

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ガーデンで作業をしている方とお話しした時に、クレマチスの育て方の基本を教えていただいたりもして、感謝です。

帰宅してから水やりを見直してみたら、我が家のクレマチスも前より元気になってきました。

 

夏の庭へのモチベーションが、少しは上がってきたと思います!

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🎐追伸

前回のブログの記事について、お見舞いのメッセージを下さった皆さま、本当にありがとうございます。

経験者の方からも励ましのメッセージをいただきました。ひとりではないという思いが、とても力になっています。

心から、感謝申し上げます✨

おみおくり

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ご無沙汰しております。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

 

悲しく、残念なお知らせになってしまいますが、メッセージを寄せてくださった皆さまに感謝の気持ちを伝えたいと思い、この文章を書いています。

 

私たち夫婦のもとに来てくれた小さな命は、ある晴れた日に、小さな姿のまま、彼方へと旅立っていきました。

 

この子の命が長くないことを宣告された時から、様々な出来事があって、大きな喪失感と、あらゆる感情を通過してきましたが、うまく言葉にすることができないので、それらは自分の心の中にそっと留めておきたいと思います。

 

急にお休みをいただいたことで、ライブをキャンセルしなければならなくなったりと、仕事関係の皆さまには、大変なご迷惑をおかけしてしまいました。

それでも、お見舞いの言葉をかけていただいたり、「ライブはまたやりましょう」と言っていただけた時には救われる思いがしました。

心から感謝申し上げます。

おかげさまで、この子との最期の日々を、ゆっくり過ごし、静かにお見送りすることができました。

 

また、この子が来てくれたことをお知らせした時に、お祝いのメッセージをくださった皆さま、本当にありがとうございました。

この子と過ごした短い時間の中で、とりわけ心温まる思い出となりました。

 

 

自分が経験してみて、同じような経験をされた方 (流産・死産経験者、いわゆる天使ママさん) は、決して少なくないのだということを知りました。

とても辛い出来事なのに、心を分かち合える人も場所もほとんどなくて、時には周囲の無理解に遭遇したりもして、人知れず悲しんでいらっしゃる方も多いのだろうと思います。

私も今回ブログに書くかどうか悩みました。

お祝い事と違って、あまり書くべきではないかもしれない。

でも、自分もインターネットで経験者の方々の言葉を読み、何度も力づけられてきたから、こうして書くことにしました。

できることなら、同じような経験をされた方が感じるであろう深い孤独感を、ほんの少しでも和らげる助けになれたらと、願わずにはいられません。

 

悲しみの感じ方も、そこから再び歩き出す、そのやり方も、人それぞれです。

私もまだ、人前に出て歌うような気持ちにはなれないけれど、きっといつか、時として波立ってしまう心が、穏やかに落ち着いてくれると信じています。

そして何よりも、「自分を大切にね」と、いつも優しく支えてくれる夫や家族、友人がいるから、私は大丈夫です。

 

この子もきっと、私たち夫婦の姿を見つめていてくれるよね💙

 

もうしばらく、音楽活動はお休みします。

この子の供養として自分ができることをしたり、庭仕事やスポーツ観戦でもしながら、静かに過ごしていたいと思います。

(今年の千葉ロッテは大変...⚾ 栃木ブレックスの活躍は嬉しかった🏀 PGAツアーは癒やしの時間となっているし⛳、ツール・ド・フランスも毎日楽しみ🚲)

 

そっと見守っていただけたら幸いです。

 

皆さんが忘れた頃に(?)、どこかでひょこっと歌いはじめているかもしれません。

その時はホームページのライブスケジュール欄でお知らせします。

思い出した時にでも確認してみてくださいね。

 

引き続き、コメントやメッセージにお返事することが難しくなっています。

どうかご容赦いただければと思います。

 

暑い日が続いています。

皆さま、お体に気をつけてお過ごしくださいね。