先日、とあるご縁がありまして、映画の試写会に参加しました。
映画『アンコール!!』 http://encore.asmik-ace.co.jp/
↓いただいた資料パンフレット
実は4月に、映画館でこの作品の予告編を目にしていて、主演のテレンス・スタンプのファンということもあり、公開されたら絶対に観に行こう！と心に決めていました。（なので、試写会に参加できる事になった時の嬉しさたるや、もう！）
この作品にはとても思い入れがあり、これまでになく私的な脚本かもしれません。どのキャラクターにも、万人が共感できる人間の複雑な真の姿を盛り込もうと意識しました。本作は、“普通の人”が“孤独”や“喪失”とどう向き合うか、どうやってそこから抜け出すのかをテーマにしていて、実際に自分の祖父母からたくさんのヒントを得ています。...（中略）... そんな人が人生を再び前向きに生きるきっかけになるものは何だろうと考えたとき、子どものように無邪気に歌ったり踊ったりするシニア合唱団を思いついたんです。
〜ポール・アンドリュー・ウィリアムズ 監督・脚本（監督コメント 『アンコール!!』公式サイトより）
生きる支えとしての歌、隠れているものを露にする歌、心を伝えるものとしての歌。
テレンス・スタンプとヴァネッサ・レッドグレイヴのきめ細やかな演技が胸に響いて、私などもう、最初の方から泣き通しで・・・
色々な歌の形は、そのまま、人生の色々なシーン。
私がレパートリーにしている曲も取り上げられていて、その解釈への新鮮な驚きと共に、歌を捉え直し再確認するような経験にもなりました。
6/28〜東京、7/5〜全国公開だそうです。
原題は『Song for Marion』。そのシンプルな想いが心に残る、素敵な作品でした。
とてもオススメです。機会があったら是非観に行ってみて下さい。
