ご無沙汰しております。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
悲しく、残念なお知らせになってしまいますが、メッセージを寄せてくださった皆さまに感謝の気持ちを伝えたいと思い、この文章を書いています。
私たち夫婦のもとに来てくれた小さな命は、ある晴れた日に、小さな姿のまま、彼方へと旅立っていきました。
この子の命が長くないことを宣告された時から、様々な出来事があって、大きな喪失感と、あらゆる感情を通過してきましたが、うまく言葉にすることができないので、それらは自分の心の中にそっと留めておきたいと思います。
急にお休みをいただいたことで、ライブをキャンセルしなければならなくなったりと、仕事関係の皆さまには、大変なご迷惑をおかけしてしまいました。
それでも、お見舞いの言葉をかけていただいたり、「ライブはまたやりましょう」と言っていただけた時には救われる思いがしました。
心から感謝申し上げます。
おかげさまで、この子との最期の日々を、ゆっくり過ごし、静かにお見送りすることができました。
また、この子が来てくれたことをお知らせした時に、お祝いのメッセージをくださった皆さま、本当にありがとうございました。
この子と過ごした短い時間の中で、とりわけ心温まる思い出となりました。
自分が経験してみて、同じような経験をされた方 (流産・死産経験者、いわゆる天使ママさん) は、決して少なくないのだということを知りました。
とても辛い出来事なのに、心を分かち合える人も場所もほとんどなくて、時には周囲の無理解に遭遇したりもして、人知れず悲しんでいらっしゃる方も多いのだろうと思います。
私も今回ブログに書くかどうか悩みました。
お祝い事と違って、あまり書くべきではないかもしれない。
でも、自分もインターネットで経験者の方々の言葉を読み、何度も力づけられてきたから、こうして書くことにしました。
できることなら、同じような経験をされた方が感じるであろう深い孤独感を、ほんの少しでも和らげる助けになれたらと、願わずにはいられません。
悲しみの感じ方も、そこから再び歩き出す、そのやり方も、人それぞれです。
私もまだ、人前に出て歌うような気持ちにはなれないけれど、きっといつか、時として波立ってしまう心が、穏やかに落ち着いてくれると信じています。
そして何よりも、「自分を大切にね」と、いつも優しく支えてくれる夫や家族、友人がいるから、私は大丈夫です。
この子もきっと、私たち夫婦の姿を見つめていてくれるよね💙
もうしばらく、音楽活動はお休みします。
この子の供養として自分ができることをしたり、庭仕事やスポーツ観戦でもしながら、静かに過ごしていたいと思います。
(今年の千葉ロッテは大変...⚾ 栃木ブレックスの活躍は嬉しかった🏀 PGAツアーは癒やしの時間となっているし⛳、ツール・ド・フランスも毎日楽しみ🚲)
そっと見守っていただけたら幸いです。
皆さんが忘れた頃に(?)、どこかでひょこっと歌いはじめているかもしれません。
その時はホームページのライブスケジュール欄でお知らせします。
思い出した時にでも確認してみてくださいね。
引き続き、コメントやメッセージにお返事することが難しくなっています。
どうかご容赦いただければと思います。
暑い日が続いています。
皆さま、お体に気をつけてお過ごしくださいね。