やよいブログ

小泉やよい ● Vocal & Guitar / Songwriter / ボサノヴァ弾き語り

カンパニュラ 涼姫 栽培記録: 発芽

薄紫色の小さな花を株いっぱいにつけるカンパニュラ 涼姫。

爽やかで素敵~。

こちらも今回種まきチャレンジしています。

 

種はこんな感じ。

あまりに小さい種だからコーティングしてあるそうです。

黄色いのはコーティングの色です。

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前回書いたオルレアと違って、カンパニュラは好光性で、発芽するのに光があった方が良いとのこと。

種まきの時に、土の表面を覆うバーミキュライトで種が隠れないように気を付けました。

用土は他と同じく赤玉土小粒の単用で。プラグトレイの1穴に2粒ずつ播きました。(播種日 9/13)

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底面給水させながら、待つこと1週間。

播種7日目。よく見ると、芽が出てました。ちっちゃい!

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その後の成長もゆっくり。ものすごくゆっくり。

ビオラやストックがあっという間に本葉を出してきている中、カンパニュラは発芽してからも子葉を大きくするのに時間をかけているというか、根もまだびっくりするくらい細いし、やっぱり種が小さいからさもありなんという感じです。

カンパニュラの花が咲くのは来年の春になります。

今のところ、発芽したのは1/3くらいです。

思えば最初のひとつが発芽した後、ビオラやストックと同じ感覚ですぐに日にあてたから、その時に土の表面を乾かしてしまったのかも...。

芽は10個くらい出ているから数は十分なんですけれど、ちょっと失敗しちゃったかな。

何事も経験。園芸に近道はありませんね~。

 

ということで、これまでに発芽してくれたビオラ、ストック、オルレア、カンパニュラについて書いてみました。

他の種はまだ発芽してません。

これから涼しくなってくるから、10月になったら何か動きがあるんじゃないかなと思います。

みんな発芽の適温がだいたい20度くらいなんですよね。

デルフィニウムの種まきもこれからです。

成長がまとまったら、また続きを書きたいと思います。

 

【おまけ】昨年植えた苗からこぼれた種で勝手に育ったアリッサム。わさわさ茂ってます。これくらい手がかからないととっても楽ですね。

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オルレア栽培記録: 直播きした種が発芽

白いレースのような花をつけるオルレア ホワイトレース。

庭のあちこちに咲かせたくて、最初は苗で揃えようかと思ったのですけれど、他にも欲しい苗は沢山あるしどうしようか迷っていたところ、種から育てられることを知って、チャレンジしてみることにしました。

 

種はこんな感じ。

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大きくてイガイガしてます。ピンセットを使わなくても播けるサイズです。

種まき用具と土はビオラやストックと同じ。

プラグトレイに赤玉土小粒を単用で。表面はバーミキュライトで薄く覆います。

オルレアの種は嫌光性で、発芽するために暗くすることが必要ということをインターネットで見かけて(種の袋には特に書いてなかった)、 今回は赤玉土に埋めるような感じで1穴に1~2粒ずつ播きました。(播種日 9/6)

さらにオルレアについて調べてみると、発芽まで時間がかかるとか、ポットに播くより直播きの方が芽が出やすかったとか、あまり手をかけて世話をしないで放置しておくくらいがよいとか、そんな記述も見かけたので、トレイに播ききれなかった分は庭の土にむにゅっと埋める感じで直播きしました。

(こぼれ種でよく増えるから、ばらまく感じでも良いみたいです。)

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ある程度覚悟はしていたものの、種まきしてから2週間すぎても何も動きがなくて、大丈夫かな???と心配になってきた頃、外では久しぶりの雨が降りました。

雨あがりに庭の様子を見回っていたら...、あ、

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オルレアの芽が出てる!本葉も出てきてる。

播種17日目でした。

発芽していたのはひとつだけ。

そういえば、オルレアの種を播いた他の場所は、その後天地返ししてしまっていたのでした(^-^;

発芽していたのはローズマリーの株元。ここは平和だったのだと思われます。

 

この姿を見てやっぱり直播きの方がよいのかな?と思い、トレイに播いていた分も、観察用に4つだけ残して、その他は庭に播いてしまいました。

トレイの方は、播種後23日経った今もまだ動きはありません。

花が咲くのは来年の春ですから、気長に待ちます。

 

昨日の朝、強い雨が降って、オルレアの芽が倒れてしまいました。

株元に土を盛って立たせたところ。

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庭でのびのび育っておくれ。

ストック栽培記録: 播種~発芽~本葉展開

冬の花壇に黄色い花を植えたくなって、ストック キスミー イエローを種から育ててみることにしました。

前回書いたビオラもそうなんですが、秋に種を播いてから3ヵ月程度で花が咲くような植物は、本当に成長が速いです。

特にストックは、発芽から何から、あっという間にぐんぐん育ってます。

それに比べると、来年の春に花が咲く植物はすごくのんびり~。

発芽はまだかな?と、種まきしてから変化が見えないポットを見つめていると、「来年まで時間があるんだから、まぁゆっくりいこうや」「私、涼しいのが好きなの」とか言っている種の声が聞こえてきそうです。

いろいろ育ててみると、各植物のペースの違いを知ることができて、面白いですね。

 

さて、ストックの栽培記録です。

種はこんな感じ。ビオラよりちょっと大きくて、播きやすかったです。

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播き方はビオラと同じ。

プラグトレイに赤玉土小粒を入れて、水で湿らせてから種を播いて、バーミキュライトで表面を軽く覆って、最後に霧吹きでシュッと水をかける。

発芽するまでは鉢皿に水をためて底面給水しました。

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今回は1穴に4~5粒ずつ播きました。(播種日 9/7)

ストックには八重の花をつける個体と一重の花をつける個体があるんですけど、全ての種のうち八重と一重が半分ずつ出るようになっているので、後で八重を残すために間引くことを考えて、ちょっと多めに播いています。

プラグトレイの残りが少なかったというのもあるんですけど(^-^;

 

種まきして3日目には幼根を確認できて、底面給水をストップ。

ビオラでの反省を生かして、早めにカーテン越しの光にあてはじめました。

播種4日目。一斉に芽が出はじめました。

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播種6日目。あっという間にニョキニョキです。

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初期成長が遅い個体は一重である可能性が高いので、芽が混みあうのを防ぐために、この時点で少し間引きました。

発芽についてはほとんど全て、9割くらい発芽してくれたような印象です。

 

播種8日目。

ちょっと徒長が気になってきたので、本当はもう少し成長してからの方が良いのかもしれないのですが、八重鑑別してしまうことにしました。

八重の個体は、子葉に切れ込みがあるんですって。それと、一重の個体よりも色が薄い (黄緑色) とか...。

これかな~?と、ちょっと半信半疑になりながらも、周りと比較してそれっぽいものを残しました。

1穴1個体になるようにして、ちょっと深く埋めなおし。

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なんとなく、ちょこっと切れ込みがあるの分かります?

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多分、これが八重だと思うのですけれど、真実は咲いてみないと分からないという...ドキドキです。

一重も可愛らしいから全然構わないんですけどね。

 

播種11日目。本葉が出てきました。

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この頃から薄めた液体肥料を7~10日おきに与えはじめました。

 

播種17日目。本葉が成長してます。

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そして現在。3枚目の本葉が顔を出してきたところです。

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もう少し成長したらポット上げをします。

 

こんな感じでどんどん大きくなってくれるので、種まき初心者の私にも、育てる楽しさをすぐに感じさせてくれるストックさんでした。

ビオラ栽培記録: 播種~発芽~本葉展開

栽培記録をはじめます🌱

まずはビオラから。

爽やかな薄い水色に一目惚れして、ビビ ヘブンリーブルーを種から育てています。

種はこんな感じでした。小さい~。

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ピンセットを使って種まきします。

先端が尖っているピンセットが、学生の時からお気に入り。(一応、植物生理学を専攻してました。でも園芸は初心者です。)

細かいものが掴みやすいのですよ。ビオラの種でも大丈夫。

ホームセンターで見つけて新調しました♪

 

栽培にはプラグトレイを使っています。

用土は、赤玉土小粒を単用で。

1穴に2~3粒ずつ種を播いて、バーミキュライトで表面を軽く覆いました。(播種日 9/3)

まだ暑い時期だったので、水で湿らせた新聞紙で覆ったりしながら、室内の涼しい場所で管理しました。

発芽するまでは鉢皿に水をためて底面給水。

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播種5日目。幼根が出ている種子を発見。

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とりあえず、底面給水はストップしたものの、日に当てるタイミングがよく分からなくて、うかうかしていたら次の日には芽が出て徒長してきてしまった...。

播種6日目。

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あぁ、ひょろひょろ...あわててカーテン越しの光に当てはじめました。

その後、様子をみて外に出したりしているうちに、他の種からもどんどん芽が出てきました。

 

播種11日目。プラグトレイの穴ごとに発芽にばらつきがあったので、1穴に複数発芽している芽を、1穴1個体になるように移植しました。

ついでに徒長が気になる芽も深く埋め直し。

まだ双葉の段階で根もひょろひょろしているので、割りばしを使って奥から掘り起こす感じで。

小さいから心配しましたが、無事に活着しました。

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日射しが強い時間帯には日陰に移動したりしながら様子見。

 

播種13日目。本葉が出てきました。
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用土に肥料分が入っていないので、この頃から7~10日おきに、薄い液体肥料を (ハイポネックスを2,000倍とか3,000倍とかに薄めて) 与えはじめました。

水やりは用土が乾いてから。まだ芽が小さいので底面吸水で。

できるだけ乾かし目に管理してます。

 

播種15日目。本葉が大きくなってきた。

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播種16日目。2枚目の本葉が出てきました。

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そして現在。すくすく育っております。

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秋は虫の動きも活発になるのか、葉に虫食いのような跡を見つけたので、気になる時には虫よけネットでトレイごと覆ったりしています。

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今回、発芽の時期があまり揃わなくて、今も遅れて発芽してくる芽があったりするのですが、それらも含めて全体としては7~8割は発芽してるかなと思います。(ちゃんと数えてないのであくまで印象として。)

苗の数が多くなりすぎると私には育てきれなそうで、適宜間引きながら、40個くらいになるように調整してます。

なので、これくらい発芽してくれれば十分ですね。

 

もう少し成長したら、次はポット上げです。 

sowing the seeds of ...

ひと雨ごとに涼しくなる9月です。

外に出ると、金木犀の香りがしてきます。

夏に一度切り戻したクレマチスアフロディーテ (インテグリフォリア系) の二番花が、いい感じに咲いてくれました。

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我が家では、庭の花壇の土づくりがようやくひと段落つきました。

雑草を取って、土を掘り返して天地返しして、石や根やコガネムシの幼虫を取り除き、腐葉土や堆肥などをふりかけてひたすら混ぜる混ぜる。

今回、宿根草を植えるために花壇のスペースを拡げたので、慣れない私にはこれだけでもなかなかの作業です。

足腰がバキバキになりました (^-^;

 

前回の記事にも書きましたが、今年からはじめた一年草の種まき。

要領を覚えてきたところでだんだん楽しくなってきて、あれもこれもと・・・結局こんなに増えてしまいました。

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ビオラ F1 ビビ ヘブンリーブルー
・オルレア ホワイトレース
・ストック キスミー イエロー
デルフィニウム F1 オーロラ ラベンダー
・カンパニュラ 涼姫
・マルヴァ モシャタ アルバ
アルメリア シューダメリア ジョイスティック ライラックシェード
・ネペタ ネルボーサ ピンクキャット (←つい宿根草にも手を出してしまった)

発芽させる方法は基本的には一緒みたいなんですけれど、それぞれ発芽のしやすさや育つのに適した環境に違いがあるので、本やインターネットで植物の個性を調べながら進めています。

特に発芽しにくい植物に関しては、皆さん、いろいろな工夫をされているんですよね (デルフィニウムとか)。

ポットに植えるより、直播きした方が育ちやすそうな植物もあるし (オルレア...)。

すぐに発芽する植物もあれば、待ち続けている植物もあり (ストックは発芽が早かった!)。

本当に多種多様ですね。

これから、植物ごとに栽培記録をまとめていこうと思います。

 

【おまけ】種まきつながりで、Tears For Fears『Sowing The Seeds Of Love』 貼っておきます♪


Tears For Fears - Sowing The Seeds Of Love

秋のダリアと庭の計画

茹だるような暑さを乗り越えて、9月に入り、だいぶ過ごしやすくなりました。

庭では、ダリアが開花。

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植えっぱなしで毎年育ってくれます。ありがたい💕

初夏の草むしりで間違えて若芽を切ってしまい心配したのも束の間、今年もとっても元気に成長しました。

 

これまでは、花屋さんで見つけて気に入った植物を行き当たりばったりで植え付けていましたが、庭の景色にまとまりが欲しいなぁと思いはじめ、植栽のデザインをあれこれ考え中です。

毎年育つ宿根草が好きなので、こちらの本を参考に。

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ふむふむ。まとめ役となる植物やカラーリーフをうまく配置すると良さそう。

一年を通しての植物の移り変わりを、長い目で想像することも必要なのですね。

秋は、来年の春夏に向けて株を充実させるためにも、植え付けの良いチャンス🌠

園芸店ではこの季節ならではの苗の予約販売もあったりして、カタログや宿根草図鑑と睨めっこしながら、植物を選んでいます。

成長した時の形と大きさ、色合い、各植物に適した光と水の環境、自分の好み、あと予算。

そういったことを含めると、おのずと候補が絞られてくるとはいえ、頭が混乱してきます・・・ガーデニングは奥が深い。

 

それと、夏の終わりは種まき適期なのだそうで、いくつかの植物 (一年草) を種から育ててみることにしました。

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まずはビオラ (F1 ビビ ヘブンリーブルー) から。

先月、NHK趣味の園芸で紹介されていた方法で種まきしました。

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芽吹いてくれるかな♪楽しみです。

このブログも栽培記録になりそうです🌱

レクタ・パメラ

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台風が去って、今年一番の暑さがやってきました。

我が家では、フラミュラ系のクレマチス、レクタ・パメラが咲きはじめました。

今年若い苗で植えたばかりだから、花をつけるかどうか?楽しみに毎日様子を観察していたのですが、暑い盛りに咲きはじめるんですね。

2cmくらいのほんのり小さな花は、爽やかな存在感です。

積極的に水やりをするようになってから、クレマチスが生き生きしてきました。

今日の暑さをなんとか乗り切って、この後も次々と咲いてくれますように。