やよいブログ

小泉やよい ● Vocal & Guitar / Songwriter / ボサノヴァ弾き語り

2018.5.24 セットリスト @アンズハウス

f:id:yayoi-k:20180525121535j:image

この5月から、西白井駅前にあるアンズハウスにて、毎月第四木曜日の午後にボサノヴァの弾き語りをしています。

昨日はその一回目。はたして聴きにいらしてくださる方はいらっしゃるのだろうか...?と少し弱気になったりもしていましたが、マスターにさりげなく励ましていただいたりもして(感謝です!) 気を取り直して、暑いくらいの青空の下を西白井までドライブ🚗 お店に到着して、店内でいい感じにくつろいでいるお客様達とお会いできた時は本当に嬉しく、ホッとしました。聴いてくださった皆さま、どうもありがとうございました♪(音楽を通してコミュニケーションできることが何よりの喜びです。)

演奏した曲目はこちらになります。

《1st Stage》
1. Fotografia
2. Garota De Ipanema
3. Água De Beber
4. Odara
5. O Pato
6. Por Causa De Você
7. Lobo Bobo

《2nd Stage》
1. Brigas Nunca Mais
2. Samba De Verão
3. Madalena
4. Love Dance
5. Só Danço Samba
6. Dindi

付近の商店街をお散歩している猫さんも、お店の入り口の前で聴いてくれてました。どうもありがとう。中に入れなくてごめんね。
f:id:yayoi-k:20180525121552j:image

今回のプログラムでは、カエターノの『Odara』をちょっと混ぜてみたり💙 それと個人的なテーマがイヴァン・リンスの曲を弾き語ることだったので、『Madalena』と『Love Dance』を歌いました。彼の曲の魅力は、その大らかさにあるのかな思います。情熱を自由に泳がせられるような大きな器、そんなイメージ。多くのジャズミュージシャンに愛されているのがよく分かるような気がします。

思い出話ですが、私がジャズに興味を持ち始めた20年程前に、ラジオで初めてマーク・マーフィーが歌う『Madalena』を聴いて、何これカッコイイ!という感じで夢中になり、当時は学生でカセットテープでエアチェックしてたから何度も繰り返し聴いてました。カセットテープだなんて懐かしすぎる...録音機能付きのウォークマンをポケットに入れて実験してたなぁ。今はインターネットで簡単に聴けるようになったのだから、すごい変化です。(あ、エリス・ヘジーナのヴァージョンももちろん大好きです💕)

レコード店でアルバイトしていた頃も、開店準備の時にイヴァン・リンスをよくかけてました。『Abre Alas』がお気に入り。イントロのピアノのフレーズが、まるで何かが始まるような、希望を感じられるような感じで素敵なのです。


ライブを終えた後に、お土産にちょっとしたお菓子を買って帰るのも楽しみにしています。

アンズハウス限定のアンズパイ。
f:id:yayoi-k:20180525121603j:image

カフェテリアぴっころにあったクッキー。
f:id:yayoi-k:20180525121613j:image

一息入れて、またコツコツ弾き語っていきたいと思います🎸

 

次回のアンズハウスでのライブは6/28(木) 13:30~です。お時間ございましたら、どうぞお立ち寄りください☺

f:id:yayoi-k:20180528112725j:image

【追記】マスターから写真をいただきました✨最近はこんな感じで、スタンディングで演奏してます♪

2018.5.16 セットリスト @ぴっころ

5/16 (水) カフェテラスぴっころで演奏した曲のリストです♪聴いてくださった皆さま、どうもありがとうございました😊

《1st Stage》
1. Dindi
2. Lobo Bobo
3. Vagamente
4. Triste
5. Garota De Ipanema
6. Desafinado

《2nd Stage》
1. Samba De Verão
2. Canção Que Morre No Ar
3. Você E Eu
4. Adolescência
5. Por Causa De Você
6. Só Danço Samba
7. Travessia

今回はカルロス・リラの曲が少し増えました。憧れのジョイスの曲もちらりと混ぜたりしながら。ボサノヴァの弾き語りを続けてきて、だんだんと自分のやりたいことを投影して形にできるようになってきたかな。静けさの中にある情熱や優しさ。それが私が惹かれるボサノヴァの魅力です。

一人だから、自分の力不足と常に対峙しつつ、うまくいくこともいかないことも直接自分に返ってくる分かりやすさが、時に苦しくもありますが楽しいです。これまで弾き語りでは椅子に座って演奏していたのですが、微妙に身体のバランスの取りにくさを感じていたので、今回は立って演奏してみました。空間へ声を自然に放つことができて良い感じ。これからもスタンディングスタイルでライブを続けて、新しいバランスの中で表現を深めていきたいですね🎸

 

ひとつのライブの終わりはひとつの区切りのように感じながら音楽活動をしてきましたが、今はそうではなくて、ずっと続いていく終わらない音楽の中を生きているような感じがします。来週は、月に一度の西白井アンズハウスでの演奏があります。お時間ございましたらどうぞお立ち寄りください☕ 

f:id:yayoi-k:20180517082758j:image

 

ところで、千葉にはボサノヴァの弾き語りをする人があまりいらっしゃらないみたいで、なんだかすごく珍しい人として見られることが多いです(^-^; 一人でステージに出ると驚かれたり、ギターを持っていない時に自己紹介すると「え?何言ってるの?」みたいな感じだったり...(←これは普段の私にミュージシャン的な雰囲気が全くないせいもあるかもしれない💦)。仙台に住んでいた頃は、ブラジル音楽を演奏される方が結構いらっしゃったからか、物珍しい視線を感じることがあまりなかったのです。大勢のミュージシャンがひしめき合っていてライブが盛んな東京のお隣なのに不思議な気がしていましたけど、よくよく考えてみれば、お店のBGMで自然と耳にすることはあっても、テレビやラジオでもボサノヴァの演奏に耳を傾けて聴く機会はほとんどないですものね。一般的にはこういう反応も当然なのだろうなと思います。だからといって楽しんでくださる方がいらっしゃらない訳ではないと思うので、私は気にせずコツコツ歌っていこうと思います🐦

 

今回のBGMはこちら。『Por Causa De Você』の作者でもあるドローレス・ドゥランがジャズスタンダードを歌っているアルバムです。彼女のスキャットが素敵すぎて💕 衝撃を受けました。

ボサノヴァが生まれた頃、1959年に29歳という若さで亡くなってしまったドローレス・ドゥラン。歌手としても作者としても音楽の才能に溢れていたのが残された曲やアルバムを通して伝わってきます。私も少しずつ彼女の曲を歌いはじめているところです。

ボサノヴァの午後

f:id:yayoi-k:20180501152103j:image

朝日に包まれる西洋オダマキ ブルーバロー。深い紫色がとても素敵です。昨年秋に初めて苗を植えてみました。50~60cmくらいの高さまで伸びた花茎の先端に、うつむき加減に5cmほどの花をいくつもつけて、愛らしさこの上なし。キンポウゲ科で、花びらに見えるところは蕚 (がく) なんだそうです。クレマチスクリスマスローズシュウメイギクデルフィニウム...気付くとキンポウゲ科がどんどん増えている我が家です。

 

 

最近のライブは、日々の生活のリズムとバランスを取るために、できるだけ平日の昼に行うようにしています。

市川市中央図書館 カフェテラスぴっころでは2ヶ月に1度くらいのペースで、そして5月からは西白井駅前のアンズハウスで1ヶ月に1度のペースで、『ボサノヴァの午後』と題して演奏いたします。

アンズハウスでは毎月第4木曜日に開催することに決まったので、チラシを作ってみましたよ。

平日の午後に、思い思いに過ごしながら、音楽に耳を傾ける。そんな風にゆったりと過ごしていただけるような機会にできたらと思います。(イメージは、映画『コントラクト・キラー』の中で、バーで歌うジョー・ストラマー。いいシーンです✨)

 

お店について、ぴっころのことは何度か書いているので、今日はアンズハウスのことを書きたいと思います。

西白井には『アンの家』というライブハウスがあったそうなのですが、2年前に惜しまれつつ閉店。このままでは駅前が寂しくなってしまう一方だからと、『アンズハウス』の名前でお店を継いだマスターは、西白井の駅前を盛り上げようと日々奮闘されています。そうやって活動していく中で、やはり様々なご苦労があるとお聞きしましたが、「いや、負けない」と潔く真っ直ぐ前を向くその心意気が、爽やかな風のよう。

アンズハウスは、今年4月に一周年を迎えられました。多様な方々が集う場所になっていて、店内に身を置くといつも、ここは自由空間だなぁと感じます。とても居心地が良いのです。

私はほんの数ヶ月前に偶然マスターにお会いして、その後何度か遊びに伺っているうちにいろいろな出来事が重なって、自然とライブをする流れになったような感じです。

ボサノヴァの午後』はアンズハウスにとっても新しい試み。楽しい時間にしていきたいですね♪

 

 

コツコツ続けている読書の中から、今読んでいるのは、神谷美恵子『生きがいについて』。

この本には、私がこの一年の間に感じたり考えたりしてきたことが描かれているように思えて、まるで水を飲むようにするすると読んでいます。50年近く前にこういう思索をした人がいたということを知れただけでも嬉しい。

 

映画はあまり観れていないのですが、国際女性デーに合わせてレンタルで観た『フランシス・ハ』 すごく良かったなぁ。

失敗ばかりしてる (ように見える) フランシス。それも全部ひっくるめて前に進んでいくフランシス。生きていく後押しになってくれるような作品は素直に好きです。サウンドトラックには、トリュフォーやカラックスの作品で印象的に使われていた音楽が散りばめられていました。その中のひとつ、David Bowie [Modern Love]。

心が走り出しますね👟✨

 

皆さま、良い5月をお過ごしください😃

オルレア&カンパニュラ涼姫 栽培記録: 開花までの道のり

今月は、5月以降の予定のための打ち合わせとかチラシ作成とか、パタパタと動き回っていて、せっかく庭が賑やかになって園芸にはとても良い季節だというのに、なかなか庭日記を付けられませんでした。

ライブについて書きたいこともあるけれど、それはまた後日にして、今日は栽培記録です。

これまでに書いた植物についての記事の中では、オルレアとカンパニュラ涼姫についての記事が比較的よく読まれている様子。でも、発芽したところで記録が止まっているので、その後について書いておきたいと思います。栽培の参考にしていただけたら嬉しいです。

 

◆直播きしたオルレアのその後

発芽してから特に何も手をかけず。たまに様子を見に行くと、いつも元気。種をいろいろな場所に播いておいたので、時間が経って忘れた頃に発芽していたりもして、とてもマイペースな感じです。

2017年11月4日 着々と葉を増やしてます。
f:id:yayoi-k:20180427181509j:image

2018年3月23日 冬の間はあまり成長しませんでしたが、ゆっくりながらも着実に葉を増やしてじわじわと大きくなってます。
f:id:yayoi-k:20180427181519j:image

2018年4月20日 気付いたら花茎が伸びてました。蕾も付いてる。(近くに植えてるローズマリーと色が同化して、写真が分かりにくいですが...。)
f:id:yayoi-k:20180427181533j:image

2018年4月23日 蕾が膨らんできました。
f:id:yayoi-k:20180427181545j:image

2018年4月26日 花が咲きました😆 お洒落な雰囲気💚
f:id:yayoi-k:20180427181601j:image

手をかけずに育てられて、丈夫でポンポン咲いてくれます。人気があるのも頷けます。

 

◆カンパニュラ涼姫のその後

2017年11月4日 7.5cmポットにポット上げしました。ちっちゃい!
f:id:yayoi-k:20180427182634j:image

この時、市販の培養土、赤玉土小粒、腐葉土を適当に混ぜて用土にしたのですが、どうも水はけが悪かったみたいで...。しばらくして様子を見ると全然根が張ってなくて、この頃の寒さもあり、10ポットくらいあった苗が日に日に消えてゆき...(T_T) 後日、腐葉土の分量を増やして植え直し、夜間や寒い時期は基本的に室内で、日射しがある時は外に出して日に当てるようにして、なんとか2ポット残りました。

2018年1月22日 お正月も実家に連れて行ったりして大事に育てて、ここまで大きくなりました。f:id:yayoi-k:20180427181615j:image

2018年2月21日 葉が着々と増えてきてポットが狭そうになり、寒さも緩んできたので、地植えしました。このくらい成長すると安心ですね。
f:id:yayoi-k:20180427181626j:image

2018年3月23日 花茎が伸びてきてました。
f:id:yayoi-k:20180427181835j:image

2018年3月28日 ぐんぐん伸びます。成長が速いです。
f:id:yayoi-k:20180428100806j:plain

2018年4月24日 花が咲きました😆 薄紫色の小花が爽やかです~💙 花茎も増えてきて、蕾が沢山付いているので、これからわんさか咲いてくれるに違いない。
f:id:yayoi-k:20180427181703j:image

 

今回、用土の水はけの悪さのせいでカンパニュラ涼姫の育苗に失敗したから、この春からは市販の種まき用土を使ってます。ちょっと安心です。(3月に種まきしたアルセアは無事に育って、先日地植えにしました。)

ゴールデンウィークが明けたら、コスモスとコリウスの種まきをする予定🌱 ペチュニアの種まきをするかどうか悩んだのですが、あまり手を広げすぎると大変だから、苗を購入して植え付けることにしました。それと緑のカーテンの準備もしないと。

盛りだくさんの5月になりそうですが、一つ一つのんびり進めていこうと思います☕

ボサノヴァ・ヴォーカル講座のお知らせ

f:id:yayoi-k:20180419164422j:image

お知らせです🎸

2018年6月から、美浜カルチャーセンター (千葉市) にて、ボサノヴァ・ヴォーカル講座がスタートします。

今回、グループレッスンの講師を担当することになりました😊

ポルトガル語の歌詞に親しみながら、ギターの音色に耳を傾け、リラックスして皆で楽しく歌いましょう~♪

 

『ギターの音色に合わせて ボサノヴァ・ヴォーカル』 (グループレッスン)

【日時】2018年6月から開講 毎月第1・3金曜日 10:30~12:00

※体験日は 6/1 (金)、要予約です。

【講師】小泉やよい (vo, gt)

【会場】美浜カルチャーセンター
千葉市美浜区真砂4-2-6 イオンスタイル検見川浜4階 TEL: 043-277-3321
http://www.culture.gr.jp/detail/mihama/index.html

 ※受講料・教材費などの詳細については、美浜カルチャーセンター (TEL: 043-277-3321) までお問い合わせください。本講座についての詳細ページはこちらになります。→http://www.culture.gr.jp/detail/mihama/itemview_22_903027798.html

 

ただいま受講生募集中です♪♪

体験日もありますので、興味のある方はどうぞお気軽にご参加くださいね。

 

初めての方、大歓迎です♪身体ほぐしの軽いストレッチや発声から、一歩ずつ、分かりやすく。参加者の皆さんのペースに合わせて進めていきます。単に知識や技術をお伝えするだけではなくて、歌うことで皆さんの心も喜ぶような時間にできたらいいなぁと思っています☕ (私にとってボサノヴァを歌うというのはそういうことだから。)

どうぞよろしくお願いいたします😳

 

皆様のご参加をお待ちしております♪♪♪

 

最後に、私の大好きなボサノヴァのアルバムをご紹介しますね。

Wanda Sá & Célia Vaz [Brasileiras]

ワンダ・サーとセリア・ヴァスのコンビネーションに、ガル・コスタ、ジョイス、ナナ・カイミ、クァルテート・エン・シーがゲスト参加という、キラ星のような女性アーティスト達が集った作品です。(さり気なく、なんて贅沢なアルバムなんでしょう!)

歌とギターとほんの少しのパーカッションで織りなす、爽やかで豊かな音の世界です。憧れるわぁ💕

すべてうまくはいかなくても

まだ4月が始まったばかりだというのに、まるで初夏のような陽気。季節の進行が速すぎて、私、付いていけておりません...体調が微妙😷

庭ではチューリップが花盛りです。華やかな大輪のチューリップも素敵だけれど、私のお気に入りは原種系チューリップ。

f:id:yayoi-k:20180406195912j:image

黄色いタルダ。可愛い...。タルダの周りに種を播いておいたワスレナグサもちょうど花を付けてきました。この青と黄色が見たかったのです。

f:id:yayoi-k:20180406195952j:image

ワスレナグサ、可憐だわぁ💙

 

先日、クラシックギターをメンテナンスに出しました🎸再会は一ヶ月後。

今、普段の練習にはエレアコを使っています。練習中にふと、スーザン・テデスキがスタンディングでカッコ良く弾き語っている姿を思い出して、真似して立ってみたら、演奏中の身体のバランスが取りやすくなってすごく快適。ライブもスタンディングでやってみようかな。ギターの重さでちょっと肩が凝りますが...。(ゴダンは重いのです...。)

 

音楽活動を休みがちなここ数年ですが、ただただ好きなことを書いているだけのブログを見にきてくださったり、私の歌を思い出してくださったりする皆さまへは、ありがたい気持ちでいっぱいです。

特に、音楽家としての私を育ててくれた宮城の皆さま。今はなかなか遠出することが叶いませんが、最近は弾き語りで身軽になったし、いつかまた歌いに行けたらと思っています。

 

近く、新しいことがはじまるので、その準備をしながら過ごす毎日です。

何かに挑戦する時って、いつも順調に進むとは限らないけれど、目の前に広がる真新しい空間に光を探していくような作業は、失敗して凹むのも平気なくらいにワクワク感も大きいですね。

♪すべてうまくはいかなくても~♪と口ずさみながら、一歩ずつ進んでおります。 (佐野元春さんの曲です。アルバム『フルーツ』に収録されています。) 

新しい出会いを、少しずつ育てていきたい、春です。

Equinox

今週は急に冷え込んだりもして、季節の変わり目、なかなか天候が安定しない3月です。それでも地温は上がってきてるのでしょうね。クレマチスの新しい芽が出てきたし、ネペタはいつの間にか芽が増えてるし、チューリップの蕾も上がってきました。

f:id:yayoi-k:20180322135608j:image

種から育ててきた ビオラ ビビ ヘブンリーブルー と ストック キスミー イエロー もいよいよ花盛りです。

f:id:yayoi-k:20180322135709j:image

爽やかな水色💙 ビオラはダンゴムシに食べられやすいところが悩みの種ですが、来期もまた育ててみたいな。

f:id:yayoi-k:20180322135722j:image

小さい苗のうちは鳥につつかれたりしていたストック。成長するとともにすっかり安定しました。八重咲きはモサモサと勢いよく咲いて頭が重くなるので、支柱が必要ですね。次回育てる時は色違いもいいかも。

そして、雑草が元気に顔を出してきています...。草むしりシーズンの到来...。ガンバロー。

 

3/15 (木) 市川市中央図書館カフェテラスぴっころで演奏をしてきました。

ほぼ一年ぶりでしたが、スタッフの皆さんは変わらずあたたかく、前回の演奏を覚えていてくださったお客様が再び聴きにいらしてくださったりもして、しみじみありがたく感じたひと時でした。

セットリストを記録しておきます。

《1st Stage》
1. Fotografia
2. Desafinado
3. O Barquinho
4. Garota De Ipanema
5. That's All
6. Triste

《2nd Stage》
1. Vou Te Contar
2. Brigas Nunca Mais
3. O Pato
4. But Beautiful
5. True Colors
6. Chega De Saudade

アンコール. Doralice

(まさかアンコールがかかるとは思ってなかったので、とても嬉しかったです。)

今、スタンダードナンバーを改めて捉え直しているところで、今回のプログラムもその観点から選曲しました。私は多くの曲でスキャットを入れているのですが、そういう時は、曲という建物の中に自分の歩く道筋を作るような感覚でメロディーラインを作っています。それぞれの曲が元々持っている魅力を損なわずに、自分が感じている曲の魅力を投影するように。饒舌であることが良いことだとは思わないので、スキャットと言っても静かなものですが、創造性を鍛える意味も込めて積極的に取り組んでいます。

今回は各ステージ30分程度の演奏でした。弾き語りだとずっと歌い続けるような流れになるので、気力はもちろん、体力も結構使いますね。普段ストレッチと軽い腹筋くらいしかしてないので、花粉の季節が終わったら体力づくりのためにジョギングでもしてみようかな。

ぴっころで演奏する時は、私物の音響機材を持ち込んでいます。運転免許を取ってまだ数年、たまにしか運転してない私にとっては大冒険しているような気分です🚗 安全運転で、またお伺いしたいと思います。(次回の演奏は未定です。決まり次第お知らせいたします。)

 

ふと、そういえばカルロス・リラの曲を歌ったことがないなぁと思い、何曲か練習しはじめました。なんだかもう、ものすごくスイートで素敵で、延々と繰り返し弾いてはジ~ンとしてます。ここにきてカルロス・リラの魅力にやっと気付いた私...。特に『Canção Que Morre No Ar』は力が抜けてしまうくらい好き💕 曲が身についてきたら、人前でも演奏してみたいですね。『Primavera』をさらりと弾き語れるようになりたい。

 

ライブの時間は束の間で終わってしまうけれど、演奏者にとって音楽の面白さは日々学びつづけることで深まっていくものだと思います。そんな「学ぶ」ことの大切さを改めて感じさせてくれる言葉に出会いました。立命館アジア太平洋大学学長、出口治明さんのメッセージです。

卒業生へ向けてのメッセージですが、卒業生に限らず、若い人にも年齢を重ねた人にも、全ての人々に通じると思いました。私も恐れずにチャレンジしていかないといけないな。

ちなみに今、出口治明さんの世界史の本を読んでいます。歴史に詳しくない私にも分かりやすく、視界が広がるような感じがして、とても面白いです。

 

他に、最近読んだ本で印象的だったのは、ドラマを見る前に原作を読んでおきたかった『侍女の物語』。

全く気が滅入るような世界で...。徹底して抑圧的な支配体制の下で、支配される側がいかに生きていくのか、心の葛藤がリアルに迫ってきて、いろいろと考えさせられました。ドラマではどのように描いているのか、観るのが怖くもあるけれど、楽しみです。

 

という感じで、この春も毎日コツコツ過ごしたいと思います🎸