オリジナル曲弾き語りアルバム『cure』を、2020年12月2日(水) にリリースしました。
早速聴いてくださった皆様、本当にありがとうございます。
ただでさえ忙しい師走。特に今年は新型コロナ禍で、音楽どころじゃない...という方も多いだろうと思っていました。
そんな中で、確かに耳を傾けてくださる皆さんの存在を、心からありがたく感じています✨
音楽を繊細に聴き取ってくださったことが滲み出るようなご感想も、数多くいただきました。感激するとともに、読み返してはじんわり。。嬉しさに浸っています♨
弾き語りは、カッコつけても、無理をしても、何かを隠そうとしても全部すぐにバレちゃうから、各曲を作った時のインスピレーションを思い出しながら、無心で生まれてくるものを録音しようと心に決めて制作しました。そういうことって自然と伝わるものなんですね。いただいたご感想を拝見して、そう思いました。
アルバムで繋がるご縁もあり...人と人との繋がりって不思議なものだなぁと、深く感じ入っています💛
先日、久しぶりに日常を離れてドライブ🚗 印西にある 自家焙煎珈琲 木だち さんへ。開店直後の静かな時間を一人占めしてきました☕ 読書も捗った♪https://t.co/z9AiUeaXS4
— 小泉やよい (@yayoikoizumi) 2020年12月10日
木だちさんでは『cure』と『汐音』を店内BGMの一つとして流してくださっています。そっと耳を傾けていただけたら嬉しいです。 pic.twitter.com/1XBrDSLhXC
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アルバム制作にはトラブルが付きものでして、今回はマスター音源完成までは驚くほどスムーズに進んだので、この先どんなことが起こるんだろう?と思っていましたが、11月以降、やっぱりいろいろありました💦
CD完成までに軽いトラブルが一つ。これは大したことはなくて、別にどうということもなかったのですが (詳しくはここには書きません(^_-)-☆)。
CDが完成した後に、まさかのお問い合わせフォームのトラブル。これは焦りました。。
それと、歌詞カードの誤記を発見。。完全に私のポカミスです。。。本当に申し訳ないです。
〔歌詞カードの訂正について〕
— 小泉やよい (@yayoikoizumi) 2020年12月7日
『cure』歌詞カードにつきまして、一部記載の誤りがありました。
15. ふたつの空 14行目
正) ゆらゆら 南風
上記のように訂正させていただくとともに、謹んでお詫び申し上げます。
そんな感じでドラマチックな毎日が続いていましたが、それもだんだんと落ち着いてきました☕
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自宅で録音しようと思い立ってから、とりあえずチャレンジ!という感じで機材選びから手探り状態で進めてきました。
以前使っていた録音機材は既に処分していたし、なんとなく今回は録音にPCを使いたくなくて、レコーダーにマイク一本繋いで、あとから編集できない、ミキシングすらできないという、潔いセッティングで。
録音の時も、お隣りの宅急便など周辺の生活音や、遠くの救急車のサイレン、空の飛行音、散歩中の犬が吠える声、小鳥やカラスの鳴き声...そういったいろいろな音が止む時を狙って録音して、なかなかスリルがありました(*'ω'*)
最後にカラスが鳴いてボツとかありましたし (笑)
小鳥がチュンチュン鳴き続けているから、逆にそれを生かしてみるか!チュンチュン、ウェルカム!と覚悟を決めて録音をはじめると小鳥が鳴き止むとか。。
まぁ、思うようにはいきませんよね。
思い通りにはいかない。これは自分自身の音楽についてもそうで、人間だから当たり前なんですが、ここ数年弾き語りに集中して取り組む中で深く理解したことでもあります。
音楽を思い通りにすることよりも、その瞬間に生まれた音楽の流れを受け入れて演奏していこうと、考え方をシフトチェンジしたんです。そうすると、自然と音楽が生き生きしてくる。
『cure』と『汐音』には、そういう演奏を録音できたと思っています。
録音した音は、『汐音』に引き続いて今回も、鈴木次郎さんのマスタリングで、とても綺麗に仕上げていただきました。(次郎さん、いつもありがとう!)
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最後に。
『cure』制作中に、密かに心の支えにしていた音楽があります。
一人で作業しながら、これでいいのかな?と思うこともしばしばでしたが、間違っていない、前に進めって思わせてくれた音楽です。
これらの音楽にも、どうもありがとう。
●Fred Hersch - Songs From Home
●Roger Eno & Brian Eno - Mixing Colours
●Fat Freddy's Drop - LOCK-IN
●Johnny Cash - American Recordings
ジョニー・キャッシュ以外の三作は、2020年にリリースされた作品です。
こんな世界でも、いい音楽は生まれ続けていますね。