2013-08-26 ずれ ここ数日は、文語体の文章の朗読の練習をしていた。文章を読み、声にした後、録音して聞き返して直して、録音して聞き返して直して…を繰り返す。だんだん、文語体に声が引き摺られるような感じがして、意識の混乱極まった。元々、音声化を目的として書かれた文章ではないだろう。言葉が滞りなく流れるように読む。素直に聞こえるよう、音声にするので、精一杯だった。文語体を朗読する、という事に、拠り所はない。どんなに流暢に読めるようになっても、ズレているだろうと思う。でも、そのズレが、創造性が入り込める場所で、面白味なのではないかと、思った。