やよいブログ

小泉やよい ● Vocal & Guitar / Songwriter / ボサノヴァ弾き語り

ボサノヴァ弾き語りアルバム『汐音 (しおん)』

❇しばらくの間、この記事をブログのトップに置いておきます。❇

❇情報は随時更新しています。❇

ボサノヴァ弾き語りのアルバムを作りました🐦

f:id:yayoi-k:20191116101437j:plain

『小泉やよい / 汐音 (しおん)』

 

《演奏》

小泉やよい  Vocal & Guitar

 

《収録曲》

1. Garota De Ipanema イパネマの娘
    Antônio Carlos Jobim - Vinícius de Moraes

2. Canção Que Morre No Ar 宙に消える歌
    Carlos Lyra - Ronaldo Bôscoli

3. Estrada Do Sol 太陽の道
    Antônio Carlos Jobim - Dolores Duran

4. Samba De Uma Nota Só ワン・ノート・サンバ
    Antônio Carlos Jobim - Newton Mendonça

5. Chove Chuva ショヴィ・シュヴァ
    Jorge Ben Jor

6. Gente Humilde つつましい人々
    Garoto - Vinícius de Moraes - Chico Buarque

7. A Medida Da Paixão 情熱の物差し
    Lenine - Dudu Falcão

8. Minha Saudade ミーニャ・サウダージ
    João Donato - João Gilberto

9. Vou Te Contar ウェーブ
    Antônio Carlos Jobim

10. Manhã De Carnaval カーニバルの朝
       Luiz Bonfá - Antônio Maria

 

全10曲収録、ライナーノーツ (各曲へのコメント) 付き

2019年10月14日 cafe 月とオリオン (東塩釜) にて録音

プロデュース、デザイン:小泉やよい
録音、ミキシング、マスタリング:鈴木次郎
写真:岩澤克輔、小泉やよい、鈴木次郎

価格:1,500円 (税込)
※簡素なパッケージにしています。

レーベル:三月堂
CD番号:SGCD-3

発売日:2019年12月12日

 

**********************************************

 

《タイトルについて》

このアルバムは、
千葉市の海の近くで暮らし、ボサノヴァを弾き語っている私が、
宮城県の海沿いの町、塩竈市にある cafe 月とオリオンで、
秋の夕暮れ時に録音した作品です。

キク科のシオンという植物は、別名で「十五夜草」とも呼ばれ、
学名の Aster (アスター) にはギリシャ語で「星」という意味があるそうです。

海、音楽、塩竈、月、星、秋の夕暮れ。

これらの景色をつなぐ言葉として、
『汐音 (しおん)』 と名付けました。

 

**********************************************


【販売方法について】
2019年12月12日リリース。販売方法は以下の通りです。

 

● ライブ会場にて販売
ライブスケジュールはこちらをご覧ください。
LIVE SCHEDULE | YAYOI KOIZUMI OFFICIAL WEBSITE

 

● cafe 月とオリオン (東塩釜)  
店頭にて販売
宮城県塩竈市新浜町1丁目15-17  TEL 090-5844-9382

 

● カフェ はれま (本塩釜) 
店頭にて販売
宮城県塩竈市本町3−9 旧ゑびや旅館 TEL 090-4557-1671

 

● 郵送 
ご希望の方に郵送いたします。
お問い合わせフォームからご連絡ください。
お問い合わせフォームはこちら
・ご注文の際は、(1)アルバムのタイトル、(2)枚数、(3)お名前、(4)お送り先のご住所、(5)電話番号 をお知らせください。
・スマートレターでお送りします。送料は180円です。
・代金後払い。CDと一緒に郵便振替用紙を同封いたします。そちらの用紙を使って郵便局から代金をお振込みください。払込手数料は、ATM 152円、窓口 203円です。
・サインをご希望の方はその旨お知らせください。

  

※音源配信については検討中ですが、現在のところ予定はありません。

レコード店Amazonなどへの流通は行わない予定です。

 

 

**********************************************

 

『汐音』制作までの経緯とレコーディングの思い出について、こちらの記事にまとめました。

 

無事にリリースしました(^^♪

 

ご感想をどうもありがとうございます(*^-^*)


**********************************************

全編弾き語り。普段の演奏をそのまま録音したような、飾らない作品になっております。

販売場所は少ないのですが、よろしければ是非お買い求めいただけたらと思いますm(_ _)m

どうぞよろしくお願いいたします!

2020年、こんにちは

新しい年になりました🐭

 

年末年始はいつも用事に追われてバタバタと過ごしてしまうのですが、ひと段落ついたところで、今年も鳥を見に行きました🐦

f:id:yayoi-k:20200105160317j:image

白鳥です。早朝、飛来する様子を見てきました。

頭上を旋回する白鳥は、大きくて、白くて、ただただ綺麗でした。。

 

すごく寒かったから、防寒のためカイロをぺたぺた貼って挑んだのですが、この日の白鳥は遅番だったみたいで? 予想していた時間より30分くらい遅れてやってきたのでした。

白鳥を待ちながら眺めた朝焼けも美しかったな。

f:id:yayoi-k:20200105160406j:plain

 

到着した後、カモ達と一緒に思い思いに過ごすリラックスした姿もよかったです(^^♪

f:id:yayoi-k:20200105160337j:image

 

年のはじめの、とても良い気分転換になりました✨

 

 

***********************************

 

さて、今年はどんな年になるでしょう☕

 

今年の私の抱負は、「余白を大切にする」です。

なにもしない、ぼんやりする時間のことを「余白」と表現していますが、余白の時間って、なんだかどうでもいいことで埋めてしまいがちになるのですよね。。(特に最近はSNSとかありますし...)

そうなると私の場合、ただでさえ冴えない頭の働きがどんどん鈍くなってしまって...。

やりたいことに向き合うための新鮮な状態を保つために、余白を大切にしたいなと思います。

 

ポルトガル語の勉強も、引き続きコツコツがんばりたい💫

 

ライブは、月に一度くらいのペースで行っていこうと思っています。

主に千葉県内が中心になるかと思いますが、昨年に続き宇都宮で3月にライブを行います✨ (3/21(土) 宇都宮 パ・ド・ドゥ)。

それとアルバム『汐音』を録音した塩竈でもリリースライブができるように、現在計画を練っているところです。

※詳しいスケジュールは、ホームページのライブスケジュール欄に、決まり次第随時掲載しています。よかったらご覧くださいませ。

LIVE SCHEDULE | YAYOI KOIZUMI OFFICIAL WEBSITE

 

 

2020年も、どうぞよろしくお願いいたします。健康第一で参りましょう🎍

 

2019年、暮れ

暮れも押し迫ってまいりました。

2019年、皆さんにとってはどのような一年だったでしょうか。

 

自分のことを振り返ると、今年はおかげさまで音楽活動が充実していました。

初めての場所で演奏させていただく機会を沢山持つことができましたし、珍しく取材を受けたりもし、年末にはアルバムをリリースしました。

昨年からはじまった美浜カルチャーセンターでの「歌って楽しむボサノヴァ」講座も、和気あいあいとした雰囲気で楽しく続いております。

一人でできることには限りがありますが、音楽を通して様々な方々と関わり合いながら、こうして充実した活動ができたことを、本当に嬉しく、ありがたく思っています。

今年も一年間、どうもありがとうございました(*^-^*)

 

f:id:yayoi-k:20191229181255j:image

こちらの写真は、今年5月に苗を植え付けたネメシア ピンクレモネードの現在の様子。

ネメシアは暑さに弱く、夏の間はさすがに元気がなかったのですが、なんとか生き残り、秋から花を付けはじめて、枝数も増え、こんなにモサモサになりました(^o^) これで1株ですよ!

この花壇には冬から別の花を植えようと思っていたけれど、面白いからそのままにしています。ネメシアの甘い香りが、北風に乗ってふんわり漂っています💚

 

庭の地面には、ヒヤシンスの芽が顔を出していました。

季節は進んでいます。

皆さま、どうぞよいお年をお迎えくださいね💫

2019.12.26 セットリスト @ 西白井 アンズハウス

2019年12月26日(木) 西白井アンズハウスで演奏した曲のリストです。聴きにいらしてくださった皆さま、どうもありがとうございました。

f:id:yayoi-k:20191226145336j:plain

《1st Set》
1. Corcovado
2. Samba Do Soho
3. Barato Total
4. Desafinado
5. カーテン *オリジナル曲
6. Garota De Ipanema

《2nd Set》
1. Vou Te Contar
2. Doralice
3. Manhã De Carnaval
4. Essa Maré
5. たそがれ *オリジナル曲
6. Minha Saudade

アンコール. Dindi

 

今回は、ジルベルト・ジルの『Barato Total』、イヴァン・リンスの『Essa Maré』を初めて演奏しました。カッコイイ曲です~♪

それとオリジナル曲の『カーテン』。今年10月の仙台ライブ終了後、この曲を聴きたいと声をかけてくださった方がいらして、久しぶりに思い出しました。これからまた歌っていこうと思います。いつか聴いてもらえますように🌟

 

**********************************************

 

昨年5月から定期的に行ってきたアンズハウスでの演奏は、今回が最終回。ここで一区切りですが、また機会をみて、ふらりと歌いに行けたらと思っています。これまでどうもありがとうございました m(_ _)m 今後ともどうぞよろしくお願いいたします(*^-^*)

 

そうそう、アンズハウスにはいつも聴きにいらしてくださるご常連のお客様がいらっしゃいまして、お会いする度に「ボサノヴァ弾き語りのCDを作って」と言われ続けておりました。あんまり繰り返し言われるので、一度、私物のレコーダーで自分の確認用に録音している音源をお渡ししたことがあったのですが、それだと音が悪いと納得してくれず(笑) そんなことも今年ボサノヴァ弾き語りのアルバムを作ったきっかけの一つだったので、今日はやっとその方に『汐音』をお渡しできて、なんだか重要なミッションを完了したような気持ちです💫

 

清々しい2019年の歌い納めになりました🐦

ご感想ありがとうございます✨

f:id:yayoi-k:20191225130100j:image ※写真は、本塩釜カフェはれまの金魚です🐠

 

ボサノヴァ弾き語りアルバム『汐音』のリリースから2週間経ちました💫

 

アルバムを完成させてすぐに販売をはじめ、しばらくバタバタと気忙しく過ごしていましたが、それもだんだんと落ち着いてきて、聴いてくださった皆さんから本当にいろいろなご感想を (ポジティブなものから若干ネガティブな?ものまで) いただくようになり、無事にリリースしたんだなぁとやっと実感がわいてきました(*^-^*)

 

多くの皆さんがリラックスの時間に聴いて楽しんでくださっているようで、ひそかに「温泉」とか「ふかふかの布団」とか、そういう感じを目指している私としては嬉しいかぎりです。(目指している対象が音楽じゃない...(^-^;)

そして、このアルバムで私がしていることを音楽面で深く理解してくださった皆さんからの言葉には、グッと力強く励まされています✨

 

ただギターを弾いて歌っているだけなのですが、その中にあるものを、皆さんそれぞれの感性で受け取ってくださっている。アルバムを作らなかったら、皆さんからの言葉を聞くことはできなかったのですよね。

ご感想を寄せてくださった皆さま、本当にありがとうございます!

 

 

それと蛇足ですが...これまで私のアルバムはBGMに向かないとよく言われてきましたが、今回のアルバムはBGMとしても自然に聴けるように気を配って音作りをしました。カーステレオでも聴きやすいように調整していますので、のんびりドライブの際にもオススメですよ。(電車はさすがに難しいですけれど...)

皆さんの日々の生活の中で、長く聴いていただけたら幸いです🎄

 

 

さて、明日は2019年の歌い納めです🐦あいにくの雨予報。日食は見られなさそうですかね。いつものように静かな午後になりそうです☕ お近くの皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

『汐音』リリースしました♪

f:id:yayoi-k:20191211104818j:plain

ボサノヴァ弾き語りアルバム『汐音 (しおん)』。

本日、2019年12月12日 (木) 無事にリリースいたしました!

※アルバムの詳細情報は、こちらの記事をご覧くださいm(_ _)m

※※早めにご予約いただいた皆さまには、12/12にお届けできるように発送いたしました(*^-^*)

 

楽しんでいただけたらいいな♪

アルバムを聴いてくださった皆さま、よろしかったら是非ご感想をお聞かせいただけたらと思います!m(_ _)m

 

今回、ボサノヴァ弾き語りのアルバムを作りながら感じたことは、ブラジルの音楽は詞も含めてやっぱりどこまでも美しい✨ということと、そんな美しい音楽に対して自分の歌とギターは力が足りないけれど、そういう不完全な人間だからこそ、音楽に向かっていく面白さというものがあるよね、ということ。音楽の深い懐に飛び込んでいくような気持ちで、ますます音楽に取り組むことが楽しくなりました。

 

無事に完成して、今はホッとして力が抜けております。。

しばらく休んでいたいような気持ちがしますけれど、そうも言っていられません。少しは売っていかないと...(^-^; (笑)

 

11月から制作モードで進んできたので、そろそろ頭のスイッチを演奏モードに切り替えて、またコツコツ歌っていこうと思います🎸

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします🐦

 

最後に、今回のアルバム作りにご協力いただきました、cafe 月とオリオン様、鈴木次郎さん、岩澤克輔さん、そしてプレス会社様や印刷会社様にも、心から、どうもありがとうございました!

 

 

完成して良かった~☕ 何はともあれ、めでたい (^o^)

ボサノヴァ弾き語りアルバム『汐音 (しおん)』

❇しばらくの間、この記事をブログのトップに置いておきます。❇

❇情報は随時更新しています。❇

ボサノヴァ弾き語りのアルバムを作りました🐦

f:id:yayoi-k:20191116101437j:plain

『小泉やよい / 汐音 (しおん)』

 

《演奏》

小泉やよい  Vocal & Guitar

 

《収録曲》

1. Garota De Ipanema イパネマの娘
    Antônio Carlos Jobim - Vinícius de Moraes

2. Canção Que Morre No Ar 宙に消える歌
    Carlos Lyra - Ronaldo Bôscoli

3. Estrada Do Sol 太陽の道
    Antônio Carlos Jobim - Dolores Duran

4. Samba De Uma Nota Só ワン・ノート・サンバ
    Antônio Carlos Jobim - Newton Mendonça

5. Chove Chuva ショヴィ・シュヴァ
    Jorge Ben Jor

6. Gente Humilde つつましい人々
    Garoto - Vinícius de Moraes - Chico Buarque

7. A Medida Da Paixão 情熱の物差し
    Lenine - Dudu Falcão

8. Minha Saudade ミーニャ・サウダージ
    João Donato - João Gilberto

9. Vou Te Contar ウェーブ
    Antônio Carlos Jobim

10. Manhã De Carnaval カーニバルの朝
       Luiz Bonfá - Antônio Maria

 

全10曲収録、ライナーノーツ (各曲へのコメント) 付き

2019年10月14日 cafe 月とオリオン (東塩釜) にて録音

プロデュース、デザイン:小泉やよい
録音、ミキシング、マスタリング:鈴木次郎
写真:岩澤克輔、小泉やよい、鈴木次郎

価格:1,500円 (税込)
※簡素なパッケージにしています。

レーベル:三月堂
CD番号:SGCD-3

発売日:2019年12月12日

 

**********************************************

 

《タイトルについて》

このアルバムは、
千葉市の海の近くで暮らし、ボサノヴァを弾き語っている私が、
宮城県の海沿いの町、塩竈市にある cafe 月とオリオンで、
秋の夕暮れ時に録音した作品です。

キク科のシオンという植物は、別名で「十五夜草」とも呼ばれ、
学名の Aster (アスター) にはギリシャ語で「星」という意味があるそうです。

海、音楽、塩竈、月、星、秋の夕暮れ。

これらの景色をつなぐ言葉として、
『汐音 (しおん)』 と名付けました。

 

**********************************************


【販売方法について】
2019年12月12日リリース。販売方法は以下の通りです。

 

● ライブ会場にて販売
ライブスケジュールはこちらをご覧ください。
LIVE SCHEDULE | YAYOI KOIZUMI OFFICIAL WEBSITE

 

● cafe 月とオリオン (東塩釜)  
店頭にて販売
宮城県塩竈市新浜町1丁目15-17  TEL 090-5844-9382

 

● カフェ はれま (本塩釜) 
店頭にて販売
宮城県塩竈市本町3−9 旧ゑびや旅館 TEL 090-4557-1671

 

● 郵送 
ご希望の方に郵送いたします。
お問い合わせフォームからご連絡ください。
お問い合わせフォームはこちら
・ご注文の際は、(1)アルバムのタイトル、(2)枚数、(3)お名前、(4)お送り先のご住所、(5)電話番号 をお知らせください。
・スマートレターでお送りします。送料は180円です。
・代金後払い。CDと一緒に郵便振替用紙を同封いたします。そちらの用紙を使って郵便局から代金をお振込みください。払込手数料は、ATM 152円、窓口 203円です。
・サインをご希望の方はその旨お知らせください。

  

※音源配信については検討中ですが、現在のところ予定はありません。

レコード店Amazonなどへの流通は行わない予定です。

 

 

**********************************************

 

『汐音』制作までの経緯とレコーディングの思い出について、こちらの記事にまとめました。

 

無事にリリースしました(^^♪

 

ご感想をどうもありがとうございます(*^-^*)


**********************************************

全編弾き語り。普段の演奏をそのまま録音したような、飾らない作品になっております。

販売場所は少ないのですが、よろしければ是非お買い求めいただけたらと思いますm(_ _)m

どうぞよろしくお願いいたします!

ボサノヴァ弾き語りアルバム、制作までの経緯とレコーディングの思い出

f:id:yayoi-k:20191106145132j:image

現在、ボサノヴァ弾き語りのアルバム (CD) を制作しています。

いつもの演奏をそのまま録音したような作品です。

この3年間、ボサノヴァ弾き語りに集中して取り組んできて、自分なりの弾き語りの形がなんとなく見えてきたような感覚がありまして、それをそのまま自然な形で記録しました。

アルバムの詳細 (タイトル、曲目、価格、販売時期、販売方法など) については 、11月末頃にまとめてお知らせしたいと思っています。もう少々お待ちくださいm(_ _)m

 

今回は、アルバム制作に至る経緯やレコーディングの思い出について書いておこうと思います。(長くなります☕)

 

*************************************************

 

これまでに私はアルバムを3枚作っています。

どれもオリジナル曲を中心に収録していて、各作品それぞれ特徴のある方法で制作しました。

 

●2006年『SOLA (そら)』: 12ch マルチトラックレコーダー KORG D1200 mkll を使って、身近にある楽器の音を少しずつ重ねて作った作品。

●2008年『Aquatron (アクアトロン)』: パソコン上で録音・編集するDTMのシステムを揃えて、水の音とか、扉の音とか、自分が気に入ったサウンドをいろいろな形に加工しながら音楽を組み立てた作品。

●2014年『reflection (リフレクション)』: 中村真さんのプロデュースのもとで一発録りした作品。立派なスタジオ&ハイクオリティな機材で録音していただいた。

 

2006年に最初のアルバムを作った頃から、周囲からは「ボサノヴァ弾き語りのアルバムを聴きたい」というご意見をちらほらといただいていたのですが、オリジナル曲はその他のスタンダードな曲と違って、自分が音源を作らなければ何も残らず存在しなくなってしまう、そういう思いがありました。

そして、これら3枚のアルバムを作り終えて、自分がオリジナル曲でやりたいことを形にできた、やり切った感じがして、2014年の『reflection』以降、新しいアルバムを作る意欲はありませんでした。

 

*************************************************

 

2016年からボサノヴァ弾き語りに集中して取り組むようになり、録音の方は手持ちのレコーダーでサクッと録った弾き語りの音源をYoutubeに上げたりして気楽に楽しんでいたのですが、ライブを聴きにいらしてくださったお客様と会話する中で、「YoutubeよりもCDで聴きたい、ボサノヴァ弾き語りのアルバムを作ってほしい」という声を繰り返しいただいて、だんだんと気持ちが変わってきました。

ボサノヴァ弾き語りのアルバムを今作るということは、自分がこの3年間取り組んできたことを記録する良い機会です。2006年と比べたら、少しは音楽性も深まっているはず。

こんなふうに、ライブで出会った皆さんからの声をきっかけにして、アルバム制作を思い立ちました。

 

*************************************************

 

具体的な計画を立てはじめたのは、2019年5月頃です。

今回のアルバムの大きなテーマは、「普段の演奏をそのまま録音したような作品にする」ということ。

そのためにまず最初に考えたのは、どこで、誰と、どんなふうに作るのか、ということでした。

あいにく、これまで使用していた私物の録音機材は故障して処分してしまっていたので、一人では作れません。

弾き語りはその時の自分がそのまま表れてしまう、どこにも逃げ隠れできない音楽です。

慣れない場所や人で余計な緊張をしてしまうことも避けたいと思っていました。

 

自然体で録音するために、自分にとって一番適している場所はどこか、あれこれ考えていた時に思い浮かんだのが、東塩釜にあるカフェ月とオリオン (以下「月オリ」) でした。

月オリさんではこれまでに3回ライブをさせていただいたことがあるのですが、その時に控室として使わせていただいた2階の和室が、自宅の練習室と音響や雰囲気が似ていて、そこにいるだけですごくリラックスできたことを思い出したのです。

早速オーナーのCさんにご相談してみたところ、Cさんも興味を持ってくださって、ご協力いただけることになりました。

 

録音など音作りのエンジニアリングは、以前月オリでのライブでギターを弾いていただいた鈴木次郎さんにお願いしました。

次郎さんはギタリストであると同時に、ご本人はあまり言いたがらないのですが、トラックメーカーとしてメジャー作品の制作にも参加されたりしていて、音作りにとても詳しい方です。

長い付き合いで、お互いの音楽の好みも、どんな人間かもなんとなく理解しているような仲ですし (謎は多いですけど)、次郎さんにならリラックスしてお任せできそうと思って相談してみたところ、ご協力いただけることになりました。

 

アルバム全体としては、ライブのお土産に気軽に買えるような飾らない作品にしたかったので、パッケージなどはできるだけ簡素な作りにして、デザインも自分で行うことにしました。

 

*************************************************

 

私が千葉に住んでいるため、宮城に住んでいる次郎さんや月オリさんとはそう何度もお会いすることができません。

そんな中でもスムーズに確実に進めるために、打ち合わせと機材セッティングのテストをかねた仮録音を2019年6月13日に、本番のレコーディングを2019年10月13日~14日に行う計画を立てました。

 

*************************************************


f:id:yayoi-k:20191106145522j:image

2019年6月13日(木)。日帰りで月オリへ。

梅雨時でしたがよいお天気に恵まれて、すぐに帰らなければならないのがちょっともったいないくらいでした。

月オリは仲卸市場に向かう道沿いにあり、目の前の道路はトラックも多く通ります。もちろん防音設備はありませんので、この日は車の通行音をチェックしたり、機材の位置関係を調節したり、部屋の音響を確認したりと、本番のレコーディングに向けて具体的な準備を進めることができました。

仮録音の音もまずまずの出来。ホテルや新幹線を予約して、あとは10月が来るのを待つばかり、となりました。

 

*************************************************

f:id:yayoi-k:20191106204155j:plain

「10月になれば暑くもなく寒くもなくお天気も安定するだろう」というのが、今回のレコーディングを10月に設定した理由でした。

その予想が全くはずれてしまいました。10/12~10/13にかけて東日本を襲った台風19号

レコーディングの予定は13日と14日だけれど、私は宮城に行けるのか?レコーディングできるのか??

台風がくる前の段階で発表された鉄道の計画運休の情報を見て、とりあえず13日はレコーディングをやめて移動に専念することにしました。

 

そして、10月13日(日)。

東日本の各地に、ひどい被害が...。

宮城県内、塩釜でもあちこちで冠水・浸水していることが分かりました。

月オリは海の目の前にあります。。これは無理かもしれない...と正直思ったのですが、オーナーCさんが朝になってお店を確認したところ、、、被害なし。  え、マジで。。

「これなら14日にレコーディングできるよー」とご連絡をいただいた時は、信じられないような気持ちでした。

 

自宅の最寄りの路線は昼頃に動き出しました。あとは東北新幹線が動いてくれれば...。

でも、その肝心の東北新幹線が、なかなか運転再開の見通しが立たない。新白河~郡山の間の上り線に土砂が流入し撤去に時間がかかっているとのこと。(その後のニュースで、土砂は岩だったということが分かりました。ちょっと絶望。。)

家で待っていても仕方がないので、とにかくダメもとで、東京駅まで行ってみることにしました。

東京駅の構内に流れるアナウンスでは旅行の取り止めを促していて心が揺れましたが、Twitterで検索してみると夕方頃に運転再開の見込みとの情報が!

わずかな希望を胸に、東北新幹線の改札口で待つこと2時間。

同じように長期戦を覚悟で待っている人達の様子がザワザワしてきたので、近づいてみると夕方4時に運転再開することが判明。

半分諦めていたけど、13日のうちに宮城に行けるなんて、本当に嬉しくて、新幹線が動き出した時にはちょっと泣きそうになりました。

f:id:yayoi-k:20191106181537j:image

これがその時に乗車した新幹線です。復旧作業にあたられた職員の皆さま、本当にありがとうございます。

 

ホテルは本塩釜に取っていましたが、仙石線が一日運休していたので、仙台から本塩釜までCさんに車で送っていただきました。

仙台駅でCさんと合流できた時は、無事に会えたことが信じられなくて、思わず興奮状態でキャッキャしてしまいました(^-^;

Cさんにはこの旅を通してお世話になりっぱなしでした。本当にありがとうございましたm(_ _)m

 

*************************************************

 

f:id:yayoi-k:20191106182436j:image

2019年10月14日(月・祝) いよいよレコーディングです。

トラックの通行が少なくなるのを待って、録音をはじめました。

セッティングをしている時はまだ交通量が多かったのですが、集中して録音をはじめた頃から車の音が静かになり、計画通り、リラックスして演奏することができました(*^-^*)

録音を終えた頃に雨が降りはじめて雨粒の音がするようになったので、静かなタイミングにちょうどよく作業することができて、時の運にも助けられました。

 

レコーディング終了後、軽く打ち上げをかねて、Cさんのお料理でお食事会。

f:id:yayoi-k:20191106184304j:image

きりたんぽ、美味しかったです!

 

 

レコーディングの思い出は以上になります。

いろいろと大変な中でも首の皮一枚でつながったような、ギリギリのところで運があったような、経験しようと思ってもなかなか経験できない大冒険だったので、、記録しておくことにしました。

物作りの背景には、それぞれの物語があります。面白いものですね。