9/11(日)『第13回 黒磯ジャズフェスティバル』にて、ボサノヴァの弾き語りをしてきました。
舞台手前にシャボン玉を沢山発生させるおもちゃがあって、その周りで子供たちがはしゃいでいました(*^-^*)
のどかで和やかな、とっても素敵な空間。
広々としていたので、ひとりで大丈夫かな?と少し心配になりましたが、会場の皆さんがあたたかく迎えてくださって、ひと安心。のびのびと歌ってきました。
(写真は、同行してくれた夫に撮影してもらいました💚)
私は今回初参加でしたが、今年で13回目となる『黒磯ジャズフェスティバル』。
関係者の皆さんが、毎年、大切に作りつづけてきたイベントなのだなぁと、あたたかな雰囲気に包まれた会場に身を置くと、しみじみと感じました。
地元のカフェや飲食店が沢山出店されていて、美味しいものにもあふれていましたよ♪
栃木県出身なのに、今回が初めての栃木県でのライブでした(^-^) とっても楽しかった✨
お天気ももってくれて良かったです。
聴いて下さった皆さま、スタッフの皆さま、本当にありがとうございました!
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今回、ボサノヴァの弾き語りをした背景には、個人的な想いがありました。
そのこともちょっと書いておきたいと思います。
仙台にいた頃はよく演奏していたボサノヴァの弾き語り。
2011年に上京してからヴォーカリストとしての活動が中心になって、弾き語りから少し離れていました。
昨年末に病気療養で休んでいた時、家でギターを弾いていたら、音色が心にすっと沁み込んでくるような、声を包んでくれるような懐の深い優しさを感じて・・・
それで今年から、積極的にギターの弾き語りを再開しました🎸
実は以前は、弾き語りをしている時に、いつも何かが足りないような気持ちがしていたのです。
でも、逆に今は、満たされる感覚でいっぱいになります。
私の感性が変化したのですね。ギターと少し仲良くなれたような気持ち(^-^*)
でも、当時感じていた不足感も無駄ではなくて、『アクアトロン』というアルバムを作るきっかけになりました。
『アクアトロン』は、ギターの奥から聴こえたものを形にした作品で、おもちゃ箱みたいな音楽ですが、当時の私には必要な表現だったと思っています。
長く続けていると、いろんなことがありますね。
そしてボサノヴァは、私が自分の曲をつくりはじめる前から演奏していて、音楽活動をはじめるきっかけとなった音楽です。
当時から聴いて下さっている方には、「ボサノヴァのアルバムを作らないの?」とよく聞かれました。
でも私はなんとなく、もしボサノヴァの作品をつくるなら40代以降かな、なんて思っていました。
何か成熟したものがないといけないように思ったのです。
そしてその時が来るまでは自分の音楽を探ろうと。
そうして音楽を続けてきて、アルバム『リフレクション』では、ブラジル音楽やジャズスタンダードもいくつか収録することができて、今、39歳になって、やっぱり15年前に歌っていた頃よりは、音楽に深みを感じられるし、少しは表現も深くなっているんじゃないかと思うんです。
今は、とても新鮮な気持ちで、ボサノヴァの弾き語りに取り組んでいます🎶
そういった個人的な想いも全部ひっくるめて・・・
今回、『黒磯ジャズフェスティバル』に参加できて、ボサノヴァの弾き語りを演奏できたことは、私にとって何かとても大切な経験になりました✨
皆さま、これからもどうぞよろしくお願いします!(*^-^*)/