2024年10月26日 (土) 千葉みなと Jazz & Bar clipper にて、弾き語りライブ『小泉やよい 弾き語りの夜』を行いました。
ご来場くださったみなさん、本当にありがとうございました。
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この日演奏した曲のセットリストです。
*マークが付いている曲はオリジナル曲です🐦
《1st Set》
1. 月のワルツ*
2. Canta, Canta Mais 歌って、もっと歌って
3. Água de Beber おいしい水
4. Pela Luz dos Olhos Teus 君の瞳の光に
5. Eu Não Existo sem Você あなたなしではいられない
6. The Sea*
7. Valsa de Eurídice ユリディスのワルツ
8. Frevo de Orfeu オルフェのフレヴォ
9. Se Todos Fossem Iguais a Você もし皆が君と同じだったなら
10. Garota de Ipanema イパネマの娘
《2nd Set》
1. Clock*
2. Consolação 慰め
3. Canto de Ossanha オサーニャの歌
4. Berimbau ビリンバウ
5. たそがれ*
6. Valsinha 小さなワルツ
7. Você Abusou おもちゃにしないで
8. Insensatez 無分別
9. Carta ao Tom 74 トムへの手紙74
10. Library*
《アンコール》
1. Blue Moon* (Shruti Boxと共に演奏)
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今回は、詩人であり作曲家でもあるヴィニシウス・ヂ・モライス特集。
1950年代、60年代、70年代、ブラジルの社会が激動した時代に、ヴィニシウスが才能豊かな音楽家たちとタッグを組んで作り上げた沢山の音楽作品の中からピックアップしてお送りしました。
ライブの前半はアントニオ・カルロス・ジョビンとの共作曲を中心に。
後半は、バーデン・パウエルと作ったアフロ・サンバ、そして、軍事政権下の1970年代に彼が創り演奏した音楽を。
ヴィニシウスは常に「愛を求め続けた」人であったと思いますが、その音楽の色合いは時代の変化と共にどのように変わっていったのか、或いは変わらなかったのか。
そのことを自分自身が彼の作品に向き合うことで感じ取りたかったのです。
準備している段階で、これは自分にはあまりにも大きすぎるテーマだったかもしれない...どうしてこんなに大変なテーマを選んでしまったのだろう...などと若干後悔したりもしましたが💦
ライブを終えて振り返ると、大変だった分、自分の成長につながったんじゃないかなと思います。
もし聴いてくださったみなさんの心の中に何か残るものがあったとしたら、それ以上の喜びはありません。
ちなみにヴィニシウスの誕生日は10月19日。今年で生誕111周年だそうです。
アンコールでは、10年以上ぶりに (!) 私物のShruti Box (シュルティ・ボックス) を使って、オリジナル曲 Blue Moon を演奏しました。
Shruti Boxはインドの楽器。
あの独特の響きの中で歌うのは、何か大きなものに包まれているような安心感があって大好きなんです。
でもしばらくの間、楽器と自分の歌との間に距離感を感じていて、ライブでは使っていませんでした。
今年からベンガル語を学びはじめたこともあり、ベンガル地方の文化やインドの音楽を少しずつ味わってきたことで、Shruti Boxの響きを昔よりはずっと深く感じ取ることができるようになったんじゃないかと思います。
今年は、春、夏、秋と弾き語りライブの機会があり、自分的にはすごく頑張りました!
でもちょっと頑張りすぎた感じがあるので、しばらくライブのことは考えずに過ごそうかなと思っています🍵
まっさらな気持ちで、また何か自分を突き動かすようなテーマを見つけたい。
来年も一度くらいは弾き語りライブができたら良いかな。
その時は是非足をお運びいただけたら幸いです。
ここのところなかなか季節が進まない感じがしますが、、、今年もあと2ヶ月ちょっとです。
わたしは、ライブの準備に集中しているうちに草原と化した庭の手入れに着手したいと思います!
みなさん、どうぞ良き秋の日々を満喫なさってくださいね~🍂