やよいブログ

小泉やよい ● Vocal & Guitar / Songwriter / ボサノヴァ弾き語り

2018.8.23 セットリスト@アンズハウス と 庭日記など

2018年8月23日(木) 西白井アンズハウスで演奏した曲のリストです。聴きにいらしてくださった皆さま、どうもありがとうございました。

《1st Stage》
1. Insensatez
2. Chove Chuva
3. Mas Que Nada
4. Garota De Ipanema
5. Lobo Bobo
6. Tem dó

《2nd Stage》
1. Dindi
2. Batucada Surgiu ~ Os Grilos
3. Luiza
4. Amor Até O Fim
5. Manhã De Carnaval

※次回のアンズハウスでのライブは、2018年9月27日(木) 13:30~ です🎸

私が弾き語りでのライブ活動をはじめる以前に、ギタリストさんとのデュオの時によく歌っていた『Luiza』。弾き語りでも演奏できるようになりました。この曲の美しいメロディーは、まるで純粋な想いの結晶のようで💎、歌っていると、束の間、その場所に音楽と自分だけしかいなくなるような感覚になれるのがとても好きです。曲の純粋さが自分に染み込んでくる感覚。

それと最近ジルベルト・ジルの曲をコツコツ練習していまして、今回は『Amor Até O Fim』を歌いました。彼の曲はメロディーラインが器楽的でありつつ、何か人間味あふれる情熱みたいなものが根底に流れていて、肉体的というか、演奏するのに体力が必要な感じがします。練習しているとすごく疲れるけれど、表現する時には大きな喜びがあるから、挑戦したくなるのですよね✨

 

それにしても、残暑が厳しいですね...。熱い歌を聴きたくて最近よく聴いているのが、ダニエラ・メルクリがギターとデュオで演奏しているこちらのライブアルバムです🎶

情熱がほとばしるようないつも全力投球の彼女の歌が大好き💕スケールの大きさと繊細さが同居していて、さすが世界の歌姫です。地球の反対側で細々と弾き語りしている私も、こういう強さを心のどこかに留めていたいと思っています。

 

庭ではシュウメイギクが咲きはじめました。季節は秋に近づいているのかな。

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タマスダレも。白い花が可憐です。

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今年の夏は暑すぎて、春に種まきした植物達は苦戦しています...。コリウスはなんとか残っているのですが、コスモスは葉の先がチリチリになってしまい(>_<) アルセアはいつの間にか消えてしまいました(T_T)。

そろそろ秋の種まきの時期です。お盆明け、気温が少し下がったところでビオラ (今年はソルベ系♪) を半分だけ種まきしました。今発芽しつつあるのですが、また急に気温が高くなったのでこれから上手く育ってくれるかちょっと心配です。。残してある種はもう少し涼しくなってから蒔く予定。

この秋に植える球根を選ぶのも楽しい今日この頃です。カタログを眺めては、来るべき春の姿に想像を膨らませて...。日々の作業は草むしりがメインでとても地味なのですが、あれこれ考えながら準備したり手入れしたりする時間が大切で、だからこそガーデニングは楽しいのでしょうね。こういう所は音楽と似ています。

 

この夏の読書は『西遊記』(君島久子訳の福音館文庫版) で冒険気分を味わって、最近読んでいるのはジョーン・ディディオン。映画『レディ・バード』(好きすぎて2回観に行きました💚それは別の話...) の冒頭で引用されていたのに興味を持って彼女の本を手に取ったのですが、『悲しみにある者』を読んで、喪失の中を生きる彼女の率直で明晰な表現に心打たれました。所々に挿入されるリフレインが揺れ動く想いを象徴しているようにも感じて、渦中にある人の思考というのはこういうものだよね、と、自分の悲しみの経験も合わせてそう思います。

彼女の作品を読んでいると、どこか心落ち着きます...。しばらくはジョーン・ディディオンを読んで過ごそう☕