やよいブログ

小泉やよい ● Vocal & Guitar / Songwriter / ボサノヴァ弾き語り

ボサノヴァの午後

f:id:yayoi-k:20180501152103j:image

朝日に包まれる西洋オダマキ ブルーバロー。深い紫色がとても素敵です。昨年秋に初めて苗を植えてみました。50~60cmくらいの高さまで伸びた花茎の先端に、うつむき加減に5cmほどの花をいくつもつけて、愛らしさこの上なし。キンポウゲ科で、花びらに見えるところは蕚 (がく) なんだそうです。クレマチスクリスマスローズシュウメイギクデルフィニウム...気付くとキンポウゲ科がどんどん増えている我が家です。

 

 

最近のライブは、日々の生活のリズムとバランスを取るために、できるだけ平日の昼に行うようにしています。

市川市中央図書館 カフェテラスぴっころでは2ヶ月に1度くらいのペースで、そして5月からは西白井駅前のアンズハウスで1ヶ月に1度のペースで、『ボサノヴァの午後』と題して演奏いたします。

アンズハウスでは毎月第4木曜日に開催することに決まったので、チラシを作ってみましたよ。

平日の午後に、思い思いに過ごしながら、音楽に耳を傾ける。そんな風にゆったりと過ごしていただけるような機会にできたらと思います。(イメージは、映画『コントラクト・キラー』の中で、バーで歌うジョー・ストラマー。いいシーンです✨)

 

お店について、ぴっころのことは何度か書いているので、今日はアンズハウスのことを書きたいと思います。

西白井には『アンの家』というライブハウスがあったそうなのですが、2年前に惜しまれつつ閉店。このままでは駅前が寂しくなってしまう一方だからと、『アンズハウス』の名前でお店を継いだマスターは、西白井の駅前を盛り上げようと日々奮闘されています。そうやって活動していく中で、やはり様々なご苦労があるとお聞きしましたが、「いや、負けない」と潔く真っ直ぐ前を向くその心意気が、爽やかな風のよう。

アンズハウスは、今年4月に一周年を迎えられました。多様な方々が集う場所になっていて、店内に身を置くといつも、ここは自由空間だなぁと感じます。とても居心地が良いのです。

私はほんの数ヶ月前に偶然マスターにお会いして、その後何度か遊びに伺っているうちにいろいろな出来事が重なって、自然とライブをする流れになったような感じです。

ボサノヴァの午後』はアンズハウスにとっても新しい試み。楽しい時間にしていきたいですね♪

 

 

コツコツ続けている読書の中から、今読んでいるのは、神谷美恵子『生きがいについて』。

この本には、私がこの一年の間に感じたり考えたりしてきたことが描かれているように思えて、まるで水を飲むようにするすると読んでいます。50年近く前にこういう思索をした人がいたということを知れただけでも嬉しい。

 

映画はあまり観れていないのですが、国際女性デーに合わせてレンタルで観た『フランシス・ハ』 すごく良かったなぁ。

失敗ばかりしてる (ように見える) フランシス。それも全部ひっくるめて前に進んでいくフランシス。生きていく後押しになってくれるような作品は素直に好きです。サウンドトラックには、トリュフォーやカラックスの作品で印象的に使われていた音楽が散りばめられていました。その中のひとつ、David Bowie [Modern Love]。

心が走り出しますね👟✨

 

皆さま、良い5月をお過ごしください😃