やよいブログ

小泉やよい ● Vocal & Guitar / Songwriter / ボサノヴァ弾き語り

2018.5.16 セットリスト @ぴっころ

5/16 (水) カフェテラスぴっころで演奏した曲のリストです♪聴いてくださった皆さま、どうもありがとうございました😊

《1st Stage》
1. Dindi
2. Lobo Bobo
3. Vagamente
4. Triste
5. Garota De Ipanema
6. Desafinado

《2nd Stage》
1. Samba De Verão
2. Canção Que Morre No Ar
3. Você E Eu
4. Adolescência
5. Por Causa De Você
6. Só Danço Samba
7. Travessia

今回はカルロス・リラの曲が少し増えました。憧れのジョイスの曲もちらりと混ぜたりしながら。ボサノヴァの弾き語りを続けてきて、だんだんと自分のやりたいことを投影して形にできるようになってきたかな。静けさの中にある情熱や優しさ。それが私が惹かれるボサノヴァの魅力です。

一人だから、自分の力不足と常に対峙しつつ、うまくいくこともいかないことも直接自分に返ってくる分かりやすさが、時に苦しくもありますが楽しいです。これまで弾き語りでは椅子に座って演奏していたのですが、微妙に身体のバランスの取りにくさを感じていたので、今回は立って演奏してみました。空間へ声を自然に放つことができて良い感じ。これからもスタンディングスタイルでライブを続けて、新しいバランスの中で表現を深めていきたいですね🎸

 

ひとつのライブの終わりはひとつの区切りのように感じながら音楽活動をしてきましたが、今はそうではなくて、ずっと続いていく終わらない音楽の中を生きているような感じがします。来週は、月に一度の西白井アンズハウスでの演奏があります。お時間ございましたらどうぞお立ち寄りください☕ 

f:id:yayoi-k:20180517082758j:image

 

ところで、千葉にはボサノヴァの弾き語りをする人があまりいらっしゃらないみたいで、なんだかすごく珍しい人として見られることが多いです(^-^; 一人でステージに出ると驚かれたり、ギターを持っていない時に自己紹介すると「え?何言ってるの?」みたいな感じだったり...(←これは普段の私にミュージシャン的な雰囲気が全くないせいもあるかもしれない💦)。仙台に住んでいた頃は、ブラジル音楽を演奏される方が結構いらっしゃったからか、物珍しい視線を感じることがあまりなかったのです。大勢のミュージシャンがひしめき合っていてライブが盛んな東京のお隣なのに不思議な気がしていましたけど、よくよく考えてみれば、お店のBGMで自然と耳にすることはあっても、テレビやラジオでもボサノヴァの演奏に耳を傾けて聴く機会はほとんどないですものね。一般的にはこういう反応も当然なのだろうなと思います。だからといって楽しんでくださる方がいらっしゃらない訳ではないと思うので、私は気にせずコツコツ歌っていこうと思います🐦

 

今回のBGMはこちら。『Por Causa De Você』の作者でもあるドローレス・ドゥランがジャズスタンダードを歌っているアルバムです。彼女のスキャットが素敵すぎて💕 衝撃を受けました。

ボサノヴァが生まれた頃、1959年に29歳という若さで亡くなってしまったドローレス・ドゥラン。歌手としても作者としても音楽の才能に溢れていたのが残された曲やアルバムを通して伝わってきます。私も少しずつ彼女の曲を歌いはじめているところです。