みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
千葉では、11月が終わりに近づいているというのに、比較的あたたかい、いわゆる小春日和が続いています。
これはこれでなんとなく調子が狂うような気がして、はやく寒くならないかな~なんて思ったりします。。
この秋は落ち着いた日々を過ごしておりました。
ちょっとしたうれしい思い出はこれまでTwitterに書いていたのですが、なんだか急にTwitter社自体が騒がしくなり、これから先このSNSがどういう場所になっていくのか不透明さが漂っていて、、、そういう場所に大切な思い出を載せることに気が引けてしまっていました。
それでTwitterの使い方を考え直しまして、自分としては、Twitterにはいつ消えても良いようなことだけ書こうと思ってます。個人的に残したい思い出は、ブログの方にまとめて。
ということで、今回のブログは、この秋にあった、心が動いた出来事の思い出です。
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「孤独と期待の狭間にいるような...」
秋のはじめ、お世話になっている方からいただいたメールの中に、私の音楽についてそう評してくださった一文がありました。
あぁ、そうだなぁ、そういう場所で歌っているなぁ。これまでも、今も、きっとこれからも。
この一文を読んで、自分では意識していなかった何かに気付かされました。
いつも示唆に富む言葉を寄せてくださるKさん、ありがとうございます。
うれしかったので、Twitterのプロフィール欄に自己紹介的に使ってしまいましたよ。
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秋になって、久しく見にいけてなかった旧知の方のブログを訪ねました。
今年の前半はバタバタしていたし、夏はライブの準備があったりで、前回見た時からかなり時間があいてしまっていたものの、きっと元気にしているだろうと思っていたのですが...
ブログの冒頭にご家族の投稿があり、2月にクモ膜下出血で急死なさったとのこと。
...絶句しました。
彼女のことを思い出そうとすると、笑顔しか思い出せない。
私の音楽についても、たくさんの素敵な感想やメッセージを送ってくださって、いつも励まされました。
彼女の生きた証、ブログのリンクを貼りますね。
映画を愛して、言葉 (英語、日本語) を愛して、ダンスを愛して、お酒を愛して、音楽を愛して....
つまりは、人生をまるごと愛して、風のように去っていってしまった。
そんな姿も彼女らしいといえば、彼女らしいのかもしれないな。
本当にありがとうねーーーーー!kashiさーーーーん!!
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久しぶりにのんびりドライブをして、印西にある自家焙煎珈琲「木だち」さんに、一年半ぶり (!) にお邪魔しました。
すっかりご無沙汰してしまっていたのですが、私の弾き語りアルバム『cure』を店内BGMとしてヘビロテしてくださっていたとのこと!
木だちさんのホームぺージでも、「ものコラム」の音楽コーナーで、『cure』について「心地のよいメロディと独特な歌詞とで夢幻的な気持ちになるCD」とご紹介くださっています。
うれしすぎてホワホワしてしまいました(*'ω'*)
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小春日和が続いて、お散歩するにも気持ちが良いです。
近くにあるのに行ったことのなかった「美浜園」に行ってきました。
静かな日本庭園です。
お抹茶とお茶菓子をいただきました。
庭園を眺めながらいただけるんですよ。落ち着いた、静かな時間...。高層ビルの中にこんな場所があるなんて。あぁ、なんだか贅沢です(*'ω'*)
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この秋は、映画館にもよく行きました。
どれも強烈に心に残る作品で、今も引きずってます。。
・バーバラ・ローデン『ワンダ』
何も持たず彷徨う女性の物語...と書くと格好いいんですけど、全然格好よくないんですよね。そこがとてもよかったです。「できること」でなく「できないこと」で形作られる人物像に心打たれました。ショーウィンドウを眺めるワンダの目...。私もああいう目をしているかもしれない。
・『ロックン・ロール・サーカス』
この作品を見て、ストーンズを再発見したような気持ちになりました。っていうか、これまで何も分かってなかったな。あはは。
・シャンタル・アケルマン『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コルメス河畔通り23番地』
上映時間3時間20分 (!) 。「映画を見ている」というより、ジャンヌの日常に浸り、並走していく感覚。。自分の日常に戻っても戻り切れない。家事をしながらよく思い出してしまいます。すごい作品です。
『ワンダ』もそうですけど、自分の視点に直接食い込んでくるような衝撃があるのは、自分と同じ女性の監督の作品だからでしょうか...。
・モンテ・ヘルマン『断絶』
ジェームス・テイラーが主演ということで、ふらりと見にいきました。
スクリーンに映るひょろりとしたJT、無言で車を爆走させる佇まいを眺めながら、彼は70年代のアメリカを象徴する存在なのだなぁと感じました。
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それから、
谷津干潟自然観察センターで鳥を眺めたり、
ふらりと美術館へ行ってみたり、、、
展覧会の冒頭、第一部に展示されていた江戸琳派の作品がすごくよかった...。構図や色使いに驚かされました。細やかで大胆。これまで見たことがなかったので、新鮮な気持ちで楽しみました。
こんな感じで、秋を満喫しております🍂
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最後に。
9月に東塩釜の店舗を閉めた「cafe 月とオリオン」さん。
その後、オーナーさんは故郷の秋田県由利本荘市に移り、11月に新店舗をオープンされたとのこと!
おめでとうございます!!行動力&実行力が眩しすぎる!!!
いつか会いにいきたいな~🐦 鳥海山フェス!できるといいな~♪